01How toたき火!

というわけで、1月18日。「焚火倶楽部」結成です。メンバーは LOGOS寺園P、カメラ関くん、編集唐澤の3人。写真には映っておりませんが、全員「LOGOS 野外活動・帆前掛」シリーズを着用して、ゆるりと気合を入れました。

この日訪れたのは「乳待坊公園いこいの広場キャンプ場」。青空の手前にそびえる夫婦岩が一望できるベスポジにて「How toたき火!」編スタートです。

♪ジャジャーン。現在開発中の新製品を大公開!「ウッドな火付け体験キット」(8月下旬発売予定)と「ファイヤーストライカーセット」(10月中旬発売予定)なのですが、写真の番号①〜⑥までが体験キットで、写真右下の黒いスティック状の「ファイヤーストライカーセット」で着火します。

さっそく〝体験〟してみましょう。

まずは、①と②をセット。「ファイヤーストライカーセット」をシュシュっとして火花を飛ばします。

着火&感動! なぜに感動かといえば、本誌不器用編集長は、なかなか着火させられなかったから。でも、コツを覚えれば意外と簡単です。ポイントは、火花を飛ばす方向感覚!

そして、着火さえしちゃえば、こっちのものです。

③から順番に④→⑤→⑥と、細い木から太い木へと火が引越ししていくような感覚でプラスしていきます。

体験キットを使わない場合でも、たき火における着火からの基本は同様で、細い木→徐々に太い木です。

そして!

完成〜! ん? 完成というのはおかしいですね。たき火のはじまりです。

たき火がはじまらない=たき火失敗あるある第1位は、薪をさわりすぎちゃうこと。さわりたい気持ちはわかるんですけど、せっかくついた火が消えてしまったりするので要注意です。故に、我が焚火倶楽部は薪をさわりにくいであろう「井桁型」という薪の組み方をチョイスしました。

というわけで、ここからは薪の組み方を紹介します。「井桁型」はキャンプファイヤー風に大きな炎がたちあがるのが特徴ですが、薪の消費量は多くなります。

「合掌型・閉じ傘」。ティピー型とも呼ばれます。薪が少ない時でも高さのある炎が楽しめるのが特徴。見映えよしですが、料理には不向きです。

「合掌型・閉じ傘」に挑戦したいけれども薪がうまく立てられない……。そんな本誌編集長ばりに不器用な方に朗報です。「LOGOS the ピラミッド TAKIBI」シリーズに付属するゴトクなら、はじめてでも「合掌型・閉じ傘」ができるようアシストしてくれます。

「並列型」。枕木を1本〜2本置いて、その上に薪を並べます。安定した火力をキープできるので、調理に最適です。

「合掌型・開き傘」。単純に「開き傘」と呼ばれることもあるようです。中央からじっくりと時間をかけて燃焼するので、まったりとたき火を楽しみたい夜におすすめです。

おすすめといえば、「防水ファイアーライター」。水に濡れても燃え続けるほどの強力着火剤なので、雨の日や強い風の日でも簡単に着火します。1989年発売スタートのロングセラーにして、本誌不器用編集長愛用アイテムでもあります。

そのほか、たき火関連便利アイテムがこちら。写真上から「LOGOS 薪ばさみ」「LOGOS たき火いじり棒」「LOGOS 楽ちん薪ばさみ」一個飛ばして「LOGOS 火吹き棒」。火吹き棒の下のアイテムが「ヘビーウッドカッティングベース」。薪を割りたい時にあると便利です。

さてさて、続いてのHow toはMAKIBI料理。LOGOSでは、たき火の炎を使って楽しむレシピをMAKIBI料理と呼んでいるのですが、「LOGOS 鉄の職人ダッチ」を使ってのMAKIBI料理の中身がいったいなんだったのかというと……。

実は、この日の朝イチで朝市に寄って食材をGETしていたのでした。日本三大朝市と評されることもある佐賀県唐津市の「呼子朝市」です。

GET食材その1@呼子朝市=カサゴ! 売り手のおかあさんいわく「買うて、買うて」とカサゴの口は言っているそうです。

とれたて新鮮なので刺身でもいけますが、それじゃあMAKIBI料理にならないっていうんで、焚火倶楽部がチョイスしたレシピが……。

お味噌汁INカサゴ! そこそこ寒かった冬のデイキャンプに「最高!」と言わずしていつ最高と叫べばいいのかわからないほどの美味。ちなみに、高級魚なカサゴのくせに、なんと300円!

GET食材その2@呼子朝市=イカ! 呼子の代名詞といわれるほどの名産品なのだそうです。

我々は「スキュア部」のメンバーでもありますから。こんなにも刺しがいのあるものを目にした日には、刺さないわけにはいきません。

さてさて、ちょっとだけ記憶をプレイバックしてみてください。調理に最適な薪の組み方は? そうです、「並列型」でした。安定した火力をキープできるので調理に最適なのですが、なぜ、安定するかといえば〝熾火(おきび)〟の状態になるから。熾火は煙の量が少ないので匂いが付きにくく、炭火と同じように遠赤外線効果で食材をおいしく調理できるのです。

そうなんです。〝おいしく〟が正義なんです。スキュア部スタイルは見栄えはよいですが、熾火でおいしく焼くためにスキュアを抜きさり「MAKIBI グリルPAN」にあっさり変更。結果、真昼間から日本酒が飲みたくなる絶妙な「呼子の焼きイカ」をいただけました。

おまけ。前日の17日は、「波戸岬キャンプ場」でも、たき火をEnjoyしてきたのでした。フリーサイトが海に面している絶景キャンプ場なのですが、遠くの空に「天使の梯子(はしご)」と呼ばれる淡いオレンジ色の光が。実は、この撮影の少し前までは小雨が降っており、それがやんでの天使だったので、たき火と絶妙なコントラストでした。今回の表紙的一枚も同キャンプ場での撮影です。 

Index

02

Let’s スウェーデントーチ!!

もはやその人気は定着した感すらあるスウェーデントーチ。北欧で古くから親しまれ、長時間のたき火が楽しめます。そんな北欧チックなたき火をEnjoyしつつも、このパート最大のLet’sは MAKIBI料理と工場見学でした。ん? 工場見学? なぜにたき火旅が佐賀県だったのかという、月刊LOGOS史上最大の謎がついに明らかに!?

03

GoGo佐賀県!!!

きっかけは、LOGOS製スウェーデントーチの工場でした。キーワード「たき火」が旅の方向性を決めてくれました。そして、出会った写真の彼ら。地元の高校2年生である彼らは、チェーンソーで〝いい顔しながら〟スウェーデントーチを製作していたのでした。彼らとの出会いの前に、絶景キャンプ場から、たき火旅を振り返ります。

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