はじめてのフェス 〜JOIN ALIVE 2022〜

VOL.143

はじめてのフェス

〜JOIN ALIVE 2022〜
まもなくLOGOSから「LOGOS Fes」シリーズが登場します! そこで、今月の月刊LOGOSはフェスに参加したことがない人も、これからフェスに参加しやすくなるような情報をお届けしたいと思いました。向かったのは、3年ぶりの開催となった北海道の音楽フェス「JOIN ALIVE 2022」。参加した執筆担当の竹内は、この企画にぴったりの「初フェス」でした。現場の先パイたちから学んだこと。フェスから感じたこと。ドシドシお伝えします!

撮影/関暁
編集・文/竹内順平(BambooCut)
アートディレクション/ナカムラグラフ
Webデザイン/BONITO(Rhino inc.)

はじめてのフェスで
役に立つ10のこと

とにかく“はじめて”って緊張しますよね。ましてや「フェス」って、ライブに行くのとすこし心持ちが違って、ハードルが高いように感じてしまいます。

しかし、そんな心配はご無用です!

今回、取材をさせていただくなかで、超ベテランの人もいれば、今回のJOIN ALIVEがはじめてのフェスだって人が、たくさんいらっしゃいました!

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北海道で活動されているフリーアナンサーの若林聖子さんと娘の彩生ちゃん。YAMAHAのギターを試演奏できるコーナーで楽しんでいました。

フェスのお客さんたちはみんな親切で、子供にトイレを譲ってくれたり、子連れでも案外過ごしやすいそうです!

カラフルロゴスのチェアを前日におそろいで購入してきてくださった中谷家のみなさん。お父さんがキャンプ大好き、お母さんが音楽大好きということで、フェスによく参加するようになったそうです。息子さんが生まれた年には、お母さんがフェスに無性に行きたくなり、「フェス、行く!!!」と旦那さんに宣言したところ、「母乳置いてけー!」とツッコんだという、まるで漫才のような笑い話を教えてくれました。

札幌から参加の佐藤家のみなさん。お母さんと娘さんは初フェスです! 「Tradcanvas エアマジック ドーム M-BJ」をご愛用くださりありがとうございます!

友達同士、カップル、様々なメンバーでフェスに参加している人たちですが、このようにはじめてのフェスだったり、子供も一緒に来ているケースは本当に多かったです。JOIN ALIVEが特に参加しやすい雰囲気があるという話もありました。それでも不安という方は、よくフェスに参加する友達に話を聞いてから参加したり、一緒に参加したりすると、さらに心強いかもしれませんね!

とにかく、あまり緊張せずに、Enjoy! な心で気楽に参加してみましょう!

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「あれ? フェスって、なに着たらいいんだ?」

きっと初めての人は支度の時にこう思うことでしょう。
(少なからず、初フェスの僕はそうでした!)

やっぱりTシャツは多し! おそろいで着ていたり、推しのアーティストのライブTシャツ、個性たっぷりなものまで、まぁ、言っちゃえば自由です!(当たり前か!)

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なかには、オリジナルTシャツを作る人まで!

作ってくれたのは、過去の取材でも登場してくださっているムサシさん&オタニさん! 胸いっぱいの「NO LOGOS NO JOIN」、ありがとうございます!

ほかにも、ネイルで遊んだり。

ラバーバンドをたくさんバッグにつけたり。

あなたもフェスにハマったら、こんな風になっちゃうかも⁉︎

「暑さ対策」で首にロゴスの「ひんやりドライタオル」を巻いてる人も。いいですね〜!

そして大事なのは、念のための

「雨対策」

こちらは必須です。

傘ではなく、レインウエアを用意しておきましょう。
手ぶらになることができますし、傘は危ないので禁止のフェスが多いです。

靴も雨予報ではなかったとしても、夜露で濡れやすい。なので、水に強いものを履いて行くのが吉です。

それと「夜」の対策も。

昼間は暖かくても、夜は寒くなることがあるので、長袖や軽い上着を持っておくといいでしょう。

さらに、暗い時のためにヘッドライトを持っておくのも便利です。もちろん必須品というわけではなく、持っていれば「安心」という程度ですが、こちらも手ぶらになれるのでオススメですよ!

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フェスには日帰りで参加する人もいれば、近くのホテルで宿泊するという人もいます。しかし、丸1日を楽しむフェスでは、自分の荷物を置いておけたり、気軽に休憩ができる「自分の場所」があるのはとっても便利。さらに車移動をする必要がないので「呑める!」という理由で「テント泊」を選択する人が多かったです。

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フリーサイトで自分のテントを持参してという手段もありますが、それはちょっと大変そうだと思ったそんなあなたには、とっても便利な「レンタルテント」をオススメします!

レンタルテントは、テントを持参しなくてよいので荷物が少なくて済むという利点はもちろんのこと、なんと到着したら、すでにテントを建ててくれているという、とことん親切な初心者にはうれしすぎるサービスなのです。

レンタルテントでJOIN ALIVEに参加していた親子の隼太くん(左)と洋之さん(右)。過去のJOINも全て参加されていて、現在中学2年生の隼太くんの初フェスはなんと小学校3年生のとき。大先輩だ!

今まではテントを持参していたそうですが、今回はちょっとラクをしたいなと思って、はじめてレンタルテントを予約されました。洋之さんは呑みながら、隼太くんはえびラーメンを食べながら、休み休み、快適なフェスを楽しんでいました!

ちなみにレンタルテントは同じテントが連続して並ぶので、ガーランドなどで飾り付けをして、自分のテントがどれだかわかるようにしておくのもポイントです!

チェアグリルなどは用意がないので、こちらはご自分で持参してください。

もしも「忘れた!!!」なんてことがあった場合。

でも大丈夫!!!

JOIN ALIVE内には、特設のロゴスショップがあり、たくさんのロゴススタッフがみなさんのことをお待ちしています。

お買い物をしたい方、忘れ物をして困っている方、なんでも相談してください。満面の笑みでご案内させていただきます!

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フェスの当日は早めの到着を心がけてください。

フリーサイトの人は、ステージへ移動しやすい会場ゲート付近や、トイレに近い場所にテントを建てたいと考えて、朝早めに来て開場時間を待っています。

一方でテント泊しない人も、ステージの見やすい場所を確保したいと早めに到着をして並んでいる人が多いです。

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「いったい、どれぐらい早く行けばいいの?」と言われると、非常にお答えしづらいのですが、並び列の先頭ゾーンにいた人はなんと前日の23時に来てしまったそうで、「さすがに早く来すぎました……」とすこし後悔していたご様子。

ゲートのオープンが9時でしたが、7時30分に到着したご家族が十分いい場所にテントを建てることができていた印象でした! 「JOIN ALIVE 2022の場合」ということでご参考までに。

逆に、そのオープン時間からは高速道路の最寄り出口が渋滞するそうです。想像している到着時間からかなり遅れてしまうケースもあるそうなのでご注意ください。

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キャリーカートはフェスのためにあるのか?

そう思ってしまうほど、たくさんの人がキャリーカートを引いていました!

特にテント泊の人は荷物が多いし、坂道をグイグイ進んでいかなくてはならないため、キャリーカートは必須品だと言っても過言ではありません!

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ただし、荷物の積みすぎには要注意です。積み込みすぎて坂道を上り下りすると、倒れて怪我や故障のもとになります。お気をつけください!

また、クーラーボックスも重くなる傾向にあるので、キャリータイプがオススメですよ。

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20年以上もフェスに参加し続けている小田夫婦。いつも月刊LOGOSにご登場くださっている2人に「フェスの楽しみ方」をご指南いただいたところ、

「マイペース! マイウェイ!」

と、超カッチョよく答えてくれました。

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フェスに参加するようになってからは、見ることのできるステージは全て見て、常に客席最前線で楽しんでいたという、やんちゃなタイプでしたが、5年前に全部見てたらめっちゃ疲れるということにやっと気がついて、それ以来、見るステージを決めておいて、ほかの時間はテントでゆっくりとお酒を嗜むスタイルに変えたそうです。

最後に「お酒は呑みすぎると寝ちゃうから注意ね!」と教えてくれました。翌日も小田夫婦に会いにいったのですが、すんごい二日酔いになっていました。身を持って教えてくださった大先輩に、感謝です!

ほかにもご紹介しきれないほど、素敵な「マイペースな人たち」(超いい意味で!)に会いました。

あなたも焦らず、マイペースに!

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スケジューリングをしておくことが、よりマイペースに過ごすことができる鍵となります。

というのも、フェスの会場はとにかく広い!
そして、ステージはなんとJOIN ALIVEの場合は4箇所もあり、それぞれに出演アーティストのタイムスケジュールが組まれています。

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つまり、場合によっては時間が重なってしまっていて見ることができないケースも。見たいアーティストを事前に決めておいて、移動時間もざっくり見込んでおきましょう。

北海道のフェスはほぼ制覇されているであろう、超ベテランのみなさん。お母さんの望さんはフェスが好きすぎて、長女の名前を「祭(まつり)」ちゃんと名付けるほど。最初は「フェス子」にしようか悩んだほど(笑)。ここまでフェス好きとは、恐れ入りました!

そんな望さんからのアドバイスがスケジューリングでした。

最初のアーティストからトリのアーティストまで同じステージで見続ける人もいれば、移動をし続ける人もいます。いろんな選択肢があるので、いっそのこと悩むのも楽しんじゃってください!

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なにせ何万人の人が参加するフェスです。トイレが混むのも当たり前。トイレは早めに済ませておきましょう。

同じように混むのが「フードコート」!

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天ぷら、ケバブ、まぜそば、坦々麺!
肉寿司、じゃがバター、ザンギ、ラーメン!

今回は19ものフェス飯が出店していました。
たくさんあって嬉しい反面、まぁ、当然のようにどれにするか悩んでしまいます(笑)。

JOIN ALIVEは今年で5回目の参加という姉妹の瞳さん(左)と歩美さん(右)。次のアーティストまでの合間に牛すじカレーと牛ステーキを頬張っていました。

やはりフードコートは混んでいたようで、買うのにも一苦労。特にフードコート近くのステージが終わる13時30分と18時30分がピークタイムとのこと。並んでる時間はもったいないので、混雑時は上手にズラして購入するとグッドです!

もちろんテント泊の人はBBQをすることも可能です。自分に合った形でぜひ、Enjoyフェス飯!

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グッズ売り場もまた当然のように混み、そして早めに売り切れます。
必ずゲットしたいアーティストのグッズがある場合は、早めにグッズ売り場を目指しましょう!

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販売は各アーティストで窓口が分かれています。何が売られているかは各アーティストのHPやSNSで要チェック!

JOIN ALIVEの場合、その日に出演するアーティストのグッズは、当日しか販売していませんので「明日でいっか」は禁物です! ご注意ください。

私事ですが「打首獄門同好会」の大ファンで、しっかりグッズ売り場に並びました。Tシャツがめちゃめちゃかわいくて、即購入。

ちなみに、グッズ売り場の隣には簡易的な更衣室が設置されているので、すぐに着替えることができます。うれしい気づかいですよねー!

Before……

After!!!!!!!!!!

とにかく、買い逃しがないように、がっかりしないように、気をつけくださいね!

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最後は、直接役に立つかはわかりませんがインタビューの中で「フェスが好きすぎて」な家族を紹介したいと思います。

坂下家のみなさんです。

過去にもJOIN取材に登場してくれたり、「宣伝部長大集合」にも登場していただきました。

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3年前にご結婚され、挙式を行おうとしていた矢先のコロナ延期。やっとの想いで挙式を行う予定の数週間前に取材をすることができました。

「3年も延期したから、逆にアイディアがたくさんでてしまって」

そう語ってくれた坂下さんの挙式のテーマは、なんと「フェス」です。

参列者にはフェスと同じように入場用のリストバンドを用意。パンフレットはフェスのタイムテーブル風のデザイン。席札をテントっぽい形に仕上げたり、オリジナルの挙式(フェス)Tシャツを作ったり、細部に至るまでフェス・フェス・フェス!な、こだわりっぷり。

最初はガーデンウェディングを検討していたそうですが、雨の心配があるので断念し、ウッドの雰囲気な式場をチョイスしました。さらに高砂席の後ろにどうしても「木」を立てたいと式場にお願いしたところ、用意してもらえたのですが、なんとお値段22万円。「いろんなところで節約していたのに、木に全部もっていかれました(笑)」と、とんでもないフェス愛を感じました。ただ、冷静に考えると、象徴的である高砂席の後ろの「木」が、フェス感の演出なのかは、ちょっとわからないとも思いました(笑)。でも、アウトドア感はすごく出そうだし、なにより楽しそう!

新郎新婦の入場はサカナクションの「新宝島」に合わせて、PVと同じような振り付けで登場するとのこと。ウェディングドレスを着ながらそんなことが可能なのか⁉︎ と、正直に言えば心配になりました(笑)。

みんなでフォトコンストを行い、優勝した人にはなんと、LOGOSのピラミッドグリルくまさんシェラフを景品で用意してくださったとのこと。

何から何まで楽しそうに説明してくれるお二人を見て、とんでもないフェス愛を感じるとともに、羨ましくなりました。

極め付けは、1年4ヶ月前に生まれた息子さん。

名前は「緑」(ろく)くん。
そうです。「ROCK」くんです!

息子の名前にまで! こりゃ本物ですね!

緑くん曰く、

「フェス王に俺はなる!」

そう言ってるように聞こえました。

とっても素敵な坂下家のみなさん。どうぞお幸せに!

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Report

打首、サンボ、初のフェス

今回「はじめてのフェス」の企画は、自分自身が“はじめて”だったからこそ生まれたものでした。 3年ぶりの開催となった「JOIN ALIVE 2022」。毎回協力しているLOGOSのwebメディア「月刊LOGOS」として取材を行う際、フェスの取材であるにもかかわらず、編集長である自分にフェス経験がないことが本当に大丈夫なんだろうかと、不安だったのが正直なところです。

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