2020 THE LOGOS SHOW 宣伝部長大集合! 月刊LOGOS増刊号

VOL.104.5

2020 THE LOGOS SHOW 宣伝部長大集合! 月刊LOGOS増刊号

1年に1度だけ、全国の宣伝部長が大集合する日……それはもちろん、LOGOS最大の展示会「THE LOGOS SHOW」の日ですよね! 今年も多くのLOGOS愛好家=ロゴサーのみなさんが、「我こそは宣伝部長!」と名乗りをあげてくださいました。令和元年、記念すべき最初の「2020 THE LOGOS SHOW」では、いったいどんな人々とNEWアイテムに出会えたのでしょうか?

撮影/大槻志穂  取材・文/山岡ひかる、唐澤和也

01宣伝部長最速リポート!

「Next stage,Next
入口付近でLOGOS
「neos ファミリ
LOGOSが「カンブ
こちらはLOGOS CA
おふたりにLOGOS
宣伝部長のみなさまが誰よりも早く、新製品を見て、さわって、体験して、展示会を楽しんでいる様子をさっそくリポートいたします。気になるテントやチェアなどのNEWアイテムも続々登場しちゃいますよ~。

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02

―今回の展示会で、宣伝部長からも話題になっていたのは『カンブリア宮殿』にLOGOSが登場したこと(※8月1日放送)でした。宣伝部長のなかには、番組に登場してくださったファミリーもいて。



柴田社長 おかげさまで、かなりの反響をいただきました。番組で紹介されたアイテムへの問い合わせが数多く寄せられましたし、わざわざ直営店を訪ねてくださる方もいらっしゃったみたいで。そういう反響は、もちろんうれしかったんですけど、僕が印象的だったのは、小池栄子さんの言葉でした。村上龍さんと小池さんと僕の3人で「エアマジック ドーム M-AH」というテントの中に入ってみたんですけど、「こんなに距離感が近くなるんですね」と小池さんが驚かれたんです。毎週、顔を合わせている村上龍さんとの距離感が、テントの中に入って横並びになるだけで、ものすごく近づくと。アウトドアというのは、ふだんの自宅の空間よりも、ものすごく広い自然の中にいられるのが魅力のひとつですよね? でも、寝る時など、テントの中ですごす時は、ふだんの家よりもぐっと距離感が近くなる。空間と距離感の落差とでもいうのでしょうか。アウトドアの魅力は自然という空間の広さだけではなく、テントに入ればふだんの生活よりも距離感が近づくという落差にもあるということ。そんなことを再確認させられた言葉でした。



―テントでいえば、「DEVIL BLOCK SYSTEM」に宣伝部長の注目が集まっていました。



柴田社長 ありがとうございます。順番を追って説明すると、今回の展示会では「LOGOS史上最多展示テント数」と謳えるほどに、新しいテントの開発に力を入れたんですね。なかでも、こだわったのが大型テント。近年のアウトドア業界は中型・小型テントに注目が集まるムードがあって、LOGOSもそれに倣ってしまった部分もなきにしもあらずで。でも、ユーザーの声に真摯に耳を傾けてみると、LOGOSを代表する大型の2ルームテントの“ドゥーブル”を評価してくださるものがとても多かったんです。だったら、LOGOSは大型テントを徹底的にこだわろうと。展示会のコピーでいうならば、ドゥーブルの「Next stage」を目指そうと考えました。試行錯誤の末にたどりついたのが、「2ルームにプラス1」という意味での「3ルームテント」。具体的には、PANEL SYSTEMだからこそ作れる軒下部分にスクリーンルームを1つプラスするという発想です。しかも、そのスクリーンルームをより快適にするために、強い日差しやUVをブロックできて、小さな虫の侵入も防いでくれる新素材を採用する。その素材こそが「DEVIL BLOCK」であり、その新素材を使った、いまご説明したような機能を「DEVIL BLOCK SYSTEM」と名付けました。



―だからこその「Next」なんですね。「大きいテントを作ろう=3ルームってどうだろう?」ではなく、PANEL SYSTEMというベースがあるからこそうまれた発想であると。



柴田社長 そうなんです。そういう意味では丸型の囲炉裏テーブルも2つのアイテムが新登場しました。ひとつが、アラジンさんとのコラボでうまれた「LOGOS×ALADDIN ストーブテーブル」なのですが、あのアイテムも四角形の囲炉裏テーブルを業界でいち早く発表したLOGOSのノウハウがなければ実現できなかったと思います。技術的には四角のテーブルよりも丸型のものを作るほうが相当難しくて、開発担当者は試行錯誤を繰り返してくれたみたいですけどね。それで、円形のなにが素晴らしいって、座る人数にひろがりが持てるということ。今回の展示会でも「アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL」という、もうひとつの丸型テーブルにチェアを放射線状に並べてディスプレイしたのですが、9脚も並べられたんですよ。もちろん、2人でも使えるし家族4人でも使えるし、さらに大人数でも使える。「輪になる」という言葉通り、丸型というのは素晴らしいなぁと感じました。



―丸型ではなく縦長なのですが、宣伝部長の多くが笑顔で手にとっていたアイテムが、「炭火サンマ焼き器」でした。



柴田社長 専用器のおもしろさってありますよね。振り返れば、「LOGOS the KAMADO」も、多機能ではあるけれども、元々は「アウトドアで本格的なピザが焼けたら楽しくない?」という発想でした。今回の展示会では、ワッフルやゴーフレットの専用器もデビューしたのですが、たとえば「今日はワッフルを作りにキャンプへ行こう」というアウトドアの楽しみ方もおもしろいと思うんです。高級食材を使った豪華なBBQも素敵だとは思うけれど、LOGOSはファミリーブランドですから。だったら、「炭火もも焼き器」で、ポップコーンが弾ける様を見て子供たちが大喜びしてくれたり、ワッフルを作ろうとしたら失敗しちゃったけど、なぜか楽しいという時間をすごすお手伝いができたらこんなに幸せなことはありません。余談ですが、「炭火もも焼き器」でいえば、つくづくアウトドアを楽しむプロフェッショナルは、いつだってユーザーであると再確認した出来事がありました。カツオのたたきに挑戦されているユーザーの方がいて、カツオを串に刺さずにそのままアイテムに入れて、グリルに藁を入れて燃え上がった時にバーっと焼いて。おそらく、はじめて挑戦した時は朝からワクワクしてらしたと思うんです。「今日のキャンプのメインは初挑戦のカツオのタタキだ」って(笑)。



―いまの言葉で思い出されたのは、『カンブリア宮殿』でもクローズアップされた「ロゴスショップ スタッフマニュアル」巻末の柴田社長の言葉でした。抜粋して紹介すると「シビアな言い方をするのなら、アウトドアアイテムはあってもなくてもよいものです。衣食住のようには必要とされない。でも、だからこそ、エンターテインメントの世界と同じようにユーザーに響くなにかさえ投げかけられれば、まだまだ可能性は広げられるし、我々がまだ気づけていない魅力や価値観があるはずなのです」と。その言葉から5年。心境に変化はありますか?



柴田社長 いえ、まったく変わっていません。よく、「初心忘るべからず」なんて言いますけど、本当にそうだし、もっと言えば初心だからこそ忘れないと思うんです。自分自身のアウトドア体験を振り返っても、子供がはじめてポップコーンを作ってポップコーンよりも弾けるような笑顔になった瞬間は忘れられないし、マシュマロを焼いて焦がして失敗したはずなのに子供って笑うんですよね。アウトドアでは失敗も思い出であるということ。2020年のLOGOSも、そんな素晴らしいアウトドアライフの少しでもお役に立てるようななにかを、ユーザーの皆様に投げかけられるようにチャレンジしていきたいと考えています。


03編集部おすすめNEWアイテム

「Tradcanvas 難燃
「Tradcanvas アッ
最速リポートのしめくくりは、やっぱり編集部おすすめNEWアイテムのコーナーです。 新デザイン、新機能、新型などなど、テント以外のアイテムも大充実の今回の展示会。そんななかから、選りすぐりの新製品をご紹介します!

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