home > 月刊LOGOS > vol.88 生まれて はじめてのひとりキャンプ
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お待たせしました! 月刊LOGOSの隠れ人気企画=ひとり旅シリーズの復活です。今回は、編集長ではなく昨年の秋キャンプ企画ルポなどでもおなじみの新人編集・竹内順平がルポします。もちろん、竹内順平が新人なのは、編集者としてだけではありません。キャンプだけでなく、旅すらも「ひとり=寂しい」と感じる「ウサギか!」男子だったのです。どうなる??? 波乱万丈2泊3日の岐阜キャンプを、どうぞ!
撮影・取材・文/竹内順平(BambooCut)

いろんな不安はあるにせよ、キャンプ場に着けばほかの人もいるだろうし、なんだかんだで楽しいんだろうなぁ……と、なるべくポジティブな言葉を自分に言い聞かせ、出発しました。しかぁーし! 目的地の「ウィングヒルズ白鳥リゾート」へ到着することさえ一苦労だったのでした。

旅の当日。いきなりやっちまいました。生まれてはじめて新幹線を乗り間違えるという失態。途中で気がつき、自分に向かって「おーい!バカっ!」。

1時間遅れで岐阜羽島駅に到着。天候は雨。起床から6時間しかたっていないのにヘトヘトです。なにはともあれ、人生初岐阜県に上陸!

まずはキャンプ道具の調達。車で約30分ほどの場所にあるLOGOSの直営店「ロゴスショップ モレラ岐阜店」へ。

予想以上に大きなショッピングモールで、施設内には誘惑のボーリング場が。「ボーリングひとり旅」っていう企画を出せばよかったと後悔しつつ…。

「この人をたずねれば大丈夫」と言われていた店員の小林沙織さん。溜まりに溜まった質問1000本ノックをさせていただきました!

キャンプ初心者の僕に、店内でテントの立て方を実践しながら教えてくれました。池上彰さんのニュースなみに説明がわかりやすいっす!

SOLOドーム(カモフラ)」には、C型ドアという仕様が採用されており、蒸し暑い時などの換気ができるようになっています。夏には最適です!

雨が降ることがおおいに予想できたのでシートも用意。柄がいちいちカワイイ。どれにしようか迷ったあげく、一番右をチョイス! 

編集長め(怒)! なぜ、怒っているかといいますと、編集長が送ってきた保冷剤をわざわざ冷やして東京から持ってきたのに、お店にある(怒)!

小林さんにお礼を言って、いよいよキャンプ場へ出陣! ソロキャンプでも意外と荷物が多いんですね。…なだけに、キャリーカートがありがたし。

ひとりが淋しくなってきた頃、「おれはひとりだけどな!」と看板にツッコむ。その時であります! 大変なことに気がついてしまったのです…。

着替えも充電器も入った自分のリュックをお店に置いてきてしまった。チェックインは19時まで。やばい。ピンチはチャンス? いやいや、ただのピンチ!

再びお店から車を走らせること約2時間。あたりは暗くなりはじめ、霧も濃くなってきました。いい景色ですが、いかん、眺めてる場合じゃなかった!

目的地の「ウィングヒルズ」の看板が! 今日から2泊3日お世話になります。暗くなる前に着きたい。急げ! 急げ! 急げ!!!

到着しました! 白い車が僕のです。あれ? まさかのひとり! どうやら、梅雨時期は土日が混雑して、平日はこんな感じだそう。そりゃそうか!

暗くなってしまったら、初心者の僕には準備が困難なため、とにかく急いで準備を。小林さんの説明が走馬灯のように蘇り…って暗くなってきた!

Don’t think feel! 火事場の馬鹿力とはこのこと。間一髪間に合いました! 急いだわりには様になっていると思いませんか? 

ご褒美の一杯。クゥーーー! 生き返るー! 朝からいろんなことがありましたが、僕はいま、生きています!

夜ご飯のメインは「焼きもろこし」。これ、一度やってみたかったんですよ! 焼いて、醤油を塗るだけ。それでも絶品料理です!

ひとり酒をEnjoyしながら思い出したのは「孤独とは満足」というあるベテランキャンパーの言葉。う〜ん、暗号です。

目覚ましもなしに起床。2日目も予想どおりの雨です。昨年の「秋雨キャンプ、いとをかし。」に引き続き、僕はやっぱり雨男のようです。

さっそく「LOGOS ステンレスパーコレーター」で朝コーヒーを堪能します。キャンプでのコーヒーって、なんでこんなにうまいんだろ。

今回、やろうと決めていたこと。それは自分が参加した月刊LOGOS「WILD7 SWEETS5」の料理を作ってみることでした。

選んだレシピはハンバーグバケット。叩いたお肉をパンに挟んでシートで包んだら、あとは焼くだけ。超簡単で、初心者にもやさしいです!

ん? 人の気配? いえ、焼いているお肉の匂いを嗅ぎつけたキツネでした。「おはよう!」と言ったけれど、返答はなし。

おっ! こんなに上手に焼けるとは! 予想外です。なんなら「焦げちゃった!」的なネタにしたかったのですが(笑)。家でも作りたいほどうまかった!

ひとりキャンプの参考にと、編集長からの餞別品。でも、いいところで必ず友達が登場し、ふたりキャンプになるという。あれ? 餞別品じゃなくて、イジワル?

せっかくの機会なんだから、楽しんで帰りたいと、道の駅に行ったり、滝を見に行ったり、薫製梅を作ったり。しかし、「地震、雷、火事、ひとり。」2日目の午後は、このうちのふたつを味わうこととなりました。それでも最後まで楽しみ切った「ひとりキャンプ」を、どうぞ!

ウィングヒルズは、冬も夏もスキーができて、マウンテンバイクや山菜採りなんかも楽しめます。しかし、それらの催しはこの時期の平日はお休みでした…!

雨がやんだ隙に、あるものを手にいれるためキャンプ場を出ることに。「急いでるぞ」というところをセルフタイマーでばっちり切り取ることに成功!

車で20分。目的地の道の駅「白鳥」に到着です。やはり山の上と下では天候がまるっきり違う。山の上は晴れたのに、下は前が見えないほどの豪雨です。

道の駅には懐かしい水鉄砲が売っていました。こういうのが道の駅の醍醐味ですよね〜。まぁ、外は水鉄砲よりも勢いがすごい雨ですけど(笑)。

これこれ! 探しものはこれでした。岐阜名物「朴葉味噌」セット。せっかく岐阜に来たんですから、やっぱりご当地のものは必須です。

道の駅の隣には「白山文化博物館」が。館内は撮影NGでしたが、3つのプロジェクターを使用した白山の迫力ある映像は必見です。

帰り道、「岩魚のつかみ取り」の看板を発見! こんな楽しそうなアトラクション行かないわけにはいきません! さっそく、向かってみることに!

うっす! ひとりです! 岩魚はもちろん、係りの人までいません! うすうす気づいてはいましたが、やっぱりひとりぼっちは淋しいなぁ。

気を取り直して、日本の滝100選、岐阜の名水50選の阿弥陀ヶ滝があったので、見に行ってみることに。滝を見るなんて久しぶりです!

滝への入り口です。もちろんまわりに人はおらず、ドキドキする雰囲気がたまりません。神秘的な空気を感じつつ、一歩ずつ足を踏み入れます。

雨と滝の音だけが聞こえる森の中。上から真珠が降ってくるように綺麗な景色。僕の写真力ではお伝えし切れないので、ぜひ行ってみてくださーい。

キツネの次は熊ですかい? さすがにこれにはビビりました。「ゆるキャン」によると熊は時速60キロで走るそうです。本当なら逃げきれない…。

到着! 落差約60mの滝の迫力はすごかったです! かなり近くまで行けるので、グレートオススメスポット認定です!

LOGOSのレインウェアの威力を見せつけられました。思わず落語のように、「お前さん!雨を弾いてるよ!」そう心のなかで驚きました。

オーマイガッ! キャンプ場に戻るとやられてました。カラスの仕業なのか、お米の袋がザンバラに破かれていました。まさか米をも狙ってくるとは…。

なぜにスモークウッドかと言いますと、編集長から「はじめての薫製に挑戦せよ!」との指令を授かりまして。数種類のウッドを用意。

その指令をクリアするべく材料を持参。この秘密兵器さえあれば、編集長からの指令なんてお手の物です。へっへっへっ!

 小林さんオススメの「明宝ハム」も道の駅で購入し、一緒に薫製にしていきます。ちなみにウッドの「メイプル」があるのはロゴスだけ!

じゃーん! さっきの秘密兵器は梅干しでした。実は私、梅干しマスターでして。すごく簡単に薫製ができるのでレッツトライです。

燻製梅干しを作っている「TE kara TE」さんに電話で作り方のポイントをお聞きすると、表面の湿気を取ることで香りがつきやすくなるとのこと。

待つこと1時間。その間、ふと頭をよぎる「孤独とは満足」。でも、この時、少しだけわかったような気がしています。詳しくはのちほど。

薫製を少し寝かせている間に温泉へ。ウィングヒルズには温泉もあるんですね〜。もう、それだけでうれしい! スキップで向かいました〜!

最高です。この瞬間のために生きているのではないかと思うほど。少し熱めのお湯が心も体も癒してくれました。僕はいま、生きています。

温泉から上がり、売店をのぞいて「うそだろ」とつぶやきました。道の駅で買った「朴葉味噌」がこんな近くにあったじゃないか…。

さて、薫製です。いい感じで燻せましたよ〜。メイプルはまろやかでやさしく、少し甘みを感じるような味わいです。

梅干しのほうは少し燻しすぎましたが、それでも味はバッチグー。自分で作ると芳醇な薫製の香りがたのしめます。これはハマります!

薫製を堪能し、次のウッドで試していたその時、急にあたりは暗くなり、強烈な雷が鳴り始め、全力疾走で避難。本気の雷ってまじで怖いっす。

テントに戻れたのが21時ごろ。暖をとりたくて火をつけると、ものすごい安心感とともに空腹感もおそってきたのでした。

とにかく肉を! 肉が欲しい! 念願の朴葉味噌焼きをEnjoyです。もう匂いだけで元気が出ます! もちろん匂いを嗅ぎつけたキツネも出ます!

ごはんも上手に炊けました! 超順調! いままでのハラハラする出来事はなんだったんだと思うほど。腹を満たすことの幸せは何事にも変え難いっす。

そして、「朴葉味噌のすき焼き丼」と勝手に命名した料理を作って、ここぞといわんばかりに頬張りました。何度も言いますが、僕はいま、生きてます!

1日の最後に、前日から気になっているアイテムを手にとってみる。「デコレーションライト」…。はい。つべこべ言わず、仕込んでみることにしました。

編集長。今回のアイテムのなかで一番いらなかったっす。見る人は僕しかいないし。僕はテントの下ですし。恥ずかしい気持ちにもなれない悔しさ。

さぁ、翌日です! 嫌味のように晴天でございます。元気よく「いまさらかよ!」と心の中で叫びます。キャンプ場、こんなにキレイで広かったんですね。

きちんと片付けてアイテムを車に積み込み。キツネがバイバイしに来ないかと、少し期待をしましたが、現れず。最後まで「ひとり」でしたとさ。

取材後記
「孤独とは満足」
「孤独とは満足」  ある日、僕のもとに編集長からある指令と大きなダンボールが1箱届きました。指令内容は「ウィングヒルズ白鳥リゾートを目指せ」。そして、ダンボールの中にはリュックやレインコート。「おいおい、今回の仕事はスパイ大作戦なのかな?」そんな状態になりました。
 なぜ、この状況に僕がなったのかと言いますと、恒例企画「編集長ひとり旅」が新人編集の僕にまわってきたのです。僕は基本的に淋しがり屋でして、「孤独」になる可能性が非常に高いこの企画には、あまり乗り気ではありませんでした。にもかかわらず、編集長からオファーを受けた時、僕はある思いを巡らせ、無謀な提案をしてしまったのです。
「ひとりキャンプがしたいです」。
過去のキャンプ取材のたびに出会う「ひとりキャンパー」を見て、「1日中ひとりでキャンプをして、いったいなにが楽しいんだろう?」僕はそんな疑問を常に抱き、理解できずにいました。そこで編集長からオファーを受けた時、僕はふと、「やったこともないのに、ひとりキャンパーの気持ちを理解できるわけがない」と思ったのです。そこで、「ひとり旅」ではなく「ひとりキャンプ」をすることを志願しました。
 あらためて言いますが、僕は基本的に淋しがり屋です。この企画を出してしまったことに何度も後悔しました。なんとしても「孤独」は避けたい。僕は希望の光がどこかにないか、なるべくポジティブに考えるようにしました。
 指令にあった「ウィングヒルズ白鳥リゾート」を調査してみると、そこはとても楽しげなキャンプ場でした。敷地内に温泉があり、マウンテンバイクのコースもあったり、山菜採りもできれば、ゴンドラに乗って山頂のほうまで行くこともできるという、ひとりでも遊べそうな楽しみがたくさんあります。「あれ? 意外にも楽しそうな場所だ!」内心ちょっとわくわくしました。ありとあらゆるシミュレーションをして、楽しんでいる自分を想像しました。温泉につかって癒されている自分。マウンテンバイクに乗って上級者コースに挑戦しながらカッコつけている自分。山菜採りをして山菜ご飯を作っている自分。ゴンドラに乗って風景を見ながら俳句を読み上げる自分。ありとあらゆる楽しい自分を想像し尽くした取材当日、完璧な状態で玄関を飛び出しました。
 最初に目指したのがロゴス直営店「ロゴスショップ モレラ岐阜店」でした。そこで接客してくださったスタッフの小林沙織さんとの出会いが、とてもよかったんです。とにかく説明が上手で、とても親切で、不安な僕の心を見事にほどいてくれました。ジャンルを問わず、はじめてのことあるあるだと思うんですが、どういう人と最初に出会えるかどうかってとても重要ですよね。
 僕はBambooCutという会社で「梅干し」を中心にイベントや商品の企画をしています。最初に梅干しをテーマに選んだ時、僕は東京生まれの東京育ちなので、梅干しの当てなんて一切なかったんです。それでも、とにかく梅の本場の紀州に行ってみようと9時間も車を走らせて向かいました。
 そして、たまたま最初に出会った梅干し屋さんの人が素晴らしい方で、会社の見学をはじめ、梅農家さんやほかの梅干し屋さんを紹介してくださったんです。その方に出会えていなければ「いま」の状況はありませんでしたし、梅干しの魅力にとりつかれることもなかったのかもしれません。そういう意味では、僕の「ひとりキャンプ」のスタートも完璧でした。
 しかし、そんな幸運を忘れてしまうほどアクシデントも多かったのです。行きの新幹線の時刻を間違えたのも、3分早いのに乗っちまったんです。みなさんはご存知でしょうか? 3分早いのに乗ったら、1時間到着が遅れるんです。「のぞみ」ではなく「こだま」に乗ってしまったのが原因なのですが、「こだま」のやつ、見事にすべての駅に止まるんです。なんじゃそりゃ! 各駅停車と一緒じゃねーか!と言ってやりたかったですが、すべては自業自得。僕は今年でもう29歳になります。俗に言うアラサーなのに、こんな間違えをするなんて、恥ずかしいったらありゃしません。
 でもですね、そんなアクシデントは序の口でして、アイテムを受け取って無事にロゴスショップを出発できたかと思えば、東京から持ってきた自分のリュックをお店に忘れてくるし。やっとキャンプ場に到着し、あたりを見渡して愕然。広い敷地にいるのは僕ひとりだけでした。梅雨時の平日はお客さんが少ないそうですが、僕の事前シミュレーションでは、何人かのキャンパーがまわりにいて、たまに挨拶をしたり、夜はふらっと一緒にお酒を飲んだりしていたのです。
 そして、もうひとつ愕然としたのは、温泉以外のアトラクションはすべてお休み。梅雨時は週末以外、基本的に運休なんですって。なぜ先に知ることができなかったのか? もちろん、毎度おなじみ自業自得です。山菜採りこそ「どうぞ!」と言われましたが、結果、大雨すぎてできるわけがありませんでした。「なんて日だ。あれだけシミュレーションしたのに、いったいなにをすりゃいいんだよ?」。頭の中はもう真っ白。
 唯一楽しめる温泉ですが、キャンプ場に到着できたのは18時30分。温泉に入れるのは19時までなので、テントを張るか、温泉に入るかの究極の選択を迫られ、もちろん身の危険を感じ、テント張りを選択。初日は温泉にも入れませんでした。
人の気配?と思えば、キツネが出てきて「コンにちは」。編集長に「キツネが出ました。この場合、熊も出ますか?」と連絡すると、返ってきた答えは、心細くて仕方がない3文字「たぶん」。豪雨は降るは、雷で避難するは、もうね、さんざんですよ、本当に。
 でも、これだけ「息子が好きすぎて、結婚相手にグチグチと小言を言う姑」のようなことを言っていますが、ひとりキャンプが嫌いになってしょうがないかというと、そうでもない自分の気持ちが、ちょっと不思議なのでした。
「暮らすための道具」
「暮らすための道具」  ひとりキャンプ2日目の日中にふらっと立ち寄った白山文化博物館は本当に素晴らしい展示でした。白山についての展示内容もよかったのですが、僕が魅かれたのは「暮らしの道具」。まだ現代のようにデジタルや鉄の加工技術が進歩していない時代に、昔の人は木材を使ってあらゆる「暮らすための道具」をこしらえていて、さまざまな用途と意味のある道具がぎっしりと並んでいました。食材を確保するための道具。雪山でも寒さを凌ぐための道具。生活を豊かにするための道具。どれも手作りで、いまでこそ簡単に作ることのできるようなものも、その当時は丁寧に手作りするしかなかったことがわかるわけです。
 なぜ、ここまでその展示に感動したかというと、キャンプ道具にも今回感動したからなんです。とにかくアイデアが込められている。キャンプをすることが便利になるように、豊かになるように設計されている。それを今回のアイテムの節々に感じました。たとえば、スプーンとフォークが半分に折りたためるようになっているのも、とにかく「持ち運びがしやすいように」との工夫ですよね。「そこまでする?」と言いたくなってしまうほど芸が細かい。それって、単純にひとくくりにするなら「よりよいキャンプ(暮らし)をして欲しい」という想いの具現化のはず。人間は本当にすごい生き物だと思いました。
 想いや、その想いをカタチにするための工夫っていうのは昔からずっと変わっていないんだなと、深く関心してしまったのです。そして、その工夫にこそ、暮らしをするなかで、心を満たすための要素や価値が、溢れているのだと思ったのです。ひとりキャンプでの出来事にさまざまなストレスを感じましたが、道具に関しては一切のストレスを感じることがありませんでした。よくよく考えると、これってすごいことだと思います。だからこそ、「ひとりキャンプ」に集中ができた。真剣に向き合うことができたんです。
 大自然の中にひとりぼっちと思っていましたが、こういう道具に、人を感じることができたのは、なんだか誰かに支えられている気がして、とてもうれしいことでした。
「僕はいま、生きています」
「僕はいま、生きています」  出発する数日前、とある居酒屋で出会った男性がベテランソロキャンパーだったので、ストレートに「なにが楽しいんですか?」と問いかけてみました。返ってきた答えは実にシンプルで「孤独とは満足」。しかも、「1回のキャンプではその意味はわからないかもね」ともおっしゃる。この時、その言葉の意味はわかりませんでしたが、有り難く頂戴しまして、僕はとにかく予定を決めずに真正面からぶつかってみようと決意したのでした。
 今回のキャンプ、何度も「僕はいま、生きています。」そう思いました。文章にすると「おおげさだよ!」と感じると思いますが、もっと小さく心の中でうなずくような、ひとつひとつ噛みしめるように、何度も何度も感じ、思ったのです。
テントやタープの準備が終わって椅子に座りホッとした瞬間。
ごはんを自分で調理し、口いっぱいに味を感じた瞬間。
雷から逃れ、火を見つめながら一日の出来事を振り返る瞬間。
キツネがやってきて言葉はなくとも会話をした瞬間。
いろんな「瞬間」たちに、ひとつずつ、それぞれの「満足」がありました。そのたびに、だれに満足させてもらったわけでもなく、自分が自分を満足させたという、ひとりぼっちな「自分」の存在を、「満足」という感情とともに感じることができたんです。
 大都会である東京にいるといろんな情報が飛び込んできます。お店の看板。商品の広告。交通機関の表札やら時計やら。他人の表情に、画面から発光するさまざまなニュース。闊歩する人の足音や、まったく覚えられない複数のアナウンス。そんな巨大な集合体のような情報が入ってくる時間は、情報のなかに自分がおぼれて、方角がわからない迷子のように、まったく自分を感じられていない時間だったのかもしれません。そう思うほど、情報を削ぎ落とされ、自分という存在がまったく空間のなかにまぎれていない「ひとりキャンプ」では、情報がはっきりとしていて、そのひとつひとつをしっかりと受け入れることできます。そのことが「満足」へとつながっているのだと思います。
 自然の中にお邪魔させてもらい、太陽の動きも、天候も、なにもかもが、自分がコントロールすることのできない、無力な自分。 まさに「孤独」です。その「孤独」のおかげで「満足」を感じられたことで、見知らぬ男性からもらった言葉「孤独とは満足」の意味が少しだけわかったように思えました。
 まぁ、そんなことを言いつつ、正直に言っちゃえば、しっかりと淋しかったです。それでも、孤独な3日間は本当に貴重な体験でした。なぜなら自分がどんな人間か再確認できたからです。やっぱり僕は誰かと話していないとダメみたいです! 犬に話しかけている飼い主のように、僕はキツネに何度も話しかけちゃいましたし、東京に帰ったら一気に3日分はしゃべり倒しましたから(笑)。次は絶対にまわりにソロキャンパーがいそうな時期を狙って、ひとりキャンプに再挑戦したいと思います! だって、どーしても、しゃべりたいんだもん!


噂のLOGOS LANDが、ついにオープンしちゃいました! 東京ドーム2個分の敷地内には、どんなEnjoy Outing!が詰まっているのでしょう? オープンに先立って開催された内覧会の様子をさっそくリポートしてきました。撮影/関 暁 取材・文/編集部

LOGOS LAND オープン1週間前の6月23日、アンバサダー御一行様が、はじめてのLOGOS LAND体験です。

LOGOS LANDは京都府城陽市に位置します。てなわけで、関西と言えば阪神ファンと思いきや「ううん。いまは阪神よりサッカーの香川選手が好き!」。

ふたつ違いの仲良し姉妹は、LOGOS LANDの内装を「かわいい〜」と写真に撮りまくってくれていました。

ちなみに、こちらがエレベータの中。イラストは、LOGOS LAND HP内、「おすすめモデルコース」のイメージです。

さてさて、まずはワークショップ。廃材で鍋敷き作りにチャレンジ。ワークショップでは、LOGOSが培ったノウハウを発揮しちゃう予定です。

そして、「外で、食べて、遊んで、泊まる。」がコンセプトのLOGOS LAND。最長140メートルのローラースライダーなどの遊具もアリ。

しかーし。この日のアンバサダーがことのほか楽しみにしてくれていたのは、ホテル=「プラムイン城陽」でテント泊というレアな体験! 

さらにプラムイン城陽にはBBQスペースも完備。ロジー→ネオス→グランベーシック→プレミアムとお好みのコースから選べます。

コースに限らずもれなく楽しめちゃうのが「タモリカップ公式BBQソース」。LOGOSとタモリカップの関係性に「?」な方はコチラをチェック。

BBQと言えば? そうです、たき火もセットで楽しみたいですよね。オプションで手軽にたき火がEnjoyできます。

BBQと言えば? 食後のスイーツも楽しみですよね。LOGOS LANDにはメイプルシロップのかかった特製ソフトクリームがありますよ〜。

アンバサダーのみなさま、ありがとうございました。LOGOS LANDはWE ARE OPEN中です。ぜひ、一度、お試しEnjoy Outing!のほど!

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