7月21日、前夜祭の会場へと。おなじみのゲートが目に入ったら、いよいよフジロックが始まる予感(ワクワク)。
フジロック唯一の屋内ステージ「RED MARQUEE」はまだガラガラです。今年はここでどんな名ライブが刻まれるのでしょうか。
恒例行事が満載の前夜祭。盆踊りや抽選大会、そして花火と大賑わい!雲や風が少なくて、例年よりキレイです!た~まや~。
世界各国の料理が楽しめる「World Restaurant」エリアの名物、ホールチキン。こんがり焼き上がってすでに食べごろ。
けんちん汁やとろろめしなど、純和風のご飯で不動の人気を誇る「苗場食堂」の座敷エリアは早くも満席です。
なななんと奥田民生、甲本ヒロト、浅井健一、ルースターズによるスーパーライブが急遽発表!「RED MARQUEE」に人が押し寄せて。
「RED MARQUEE」の近くにあるDJブースも盛り上がっています。テンションMAXのゆかた女子は肩車ダンシング。
富山や石川などの北陸仲間で集まった「ケイコヨークと仲間たち」のみなさん。「北陸は仲良しやもんね!」と。
昨年のフジロックでプロポーズしたという「梅のガッキー家」夫妻。奥さんは庭師で旦那さんは梅農家だそう。頭の花は奥さんお手製!
大道芸人のまわりにもたくさんの人だかりができあがっていました。吹き上がる特大の炎に拍手喝采!こんな賑わいが深夜まで。
翌7月22日、フジロック本番1日目。前夜祭の時にもいたツタンカーメンと白鳥がテントサイトを散歩中。朝から元気ですね。
屈強な黒人のセキュリティが目を光らせる、メインの「GREEN STAGE」のモッシュピット。時に嵐のようなモッシュ&ダイブが。
キッズランドにずらりと並ぶベビーカーも、もはやおなじみの光景になりました。しかも、年々増えてる!
中学生以下が入場無料となった今年は、キッズの年齢層も幅広く。マーシーさん一家のたーちゃん(写真左)は生後6ヶ月。
地球に優しいことで知られているフジロックは、人にも優しい。持ち主が早くここを通るといいですね。
今年亡くなったプリンスを祀るオブジェを発見。彼にいつか出演してほしい、というのは多くのフジロッカーの願いでもありました。
パンチの効いた高校2年生、サンタマリア&ハーリン。「この日のために毎日毎日ひたすらバイトしましたよ!ここ最高っすね!」。
ライブ中、別の遊びに興じていた姉弟。あまりのエキサイトぶりに最後、お母さんに柵から引き剥がされておりました。
ベルト状のラインの上で歩いたり技を決めたりするスポーツ「スラックライン」は、大人よりも子供のほうが最後まで渡れる率、高し!
お母さんが生粋のフジロッカーな宇田川家。眞滉(まひろ)くんはお腹にいる時から、恵睦(めぐむ)くんは4ヶ月から参戦!
あっという間に1日目の夜がやってきました。奥地の「FIELD OF HEAVEN」のステージも幻想的に。
ステージ間をショートカットできる道「ボードウォーク」の出口。通っている最中も飽きさせないオブジェやしかけがたくさん。
晴れてる日ほど夜は寒いんですよね。グンと気温が下がって、みんながジャケットをはおり始めます。あたたかいものを求めて行列が。
進化系ファンクバンド・コンブリオのライブに熱狂!ふと時計を見ると深夜2時。この盛り上がり、いつまで続くのでしょう?
怪しげな館ではちょっとオトボケなマジックショーが開催。このあと、しっかりトリックをキメていました。
怪しげな館を出ると、小さな男の子が高いところでぐるんぐるん回っていました。ど、どうなってるの~!?
超絶技巧で度肝を抜いた雑技団ファミリー。ステージ袖に降りた時にバリバリの日本語をしゃべっていて、さらに度肝を抜かれました。
さて、ちょっと寝たらもう朝です。7月23日土曜日。ああ、もう2日目か……と早くもちょっぴり寂しい気持ちに。
同じ場所でも、その年の気候によって風景はちょっと違います。去年はバッタが、今年はトンボがたくさん飛んでいました。
そして今年キャンプサイトでよく見かけたのが、中国語で書かれたテントやフラッグ。中華圏のお客さん、本当に多かったです。
「台湾が昔、日本だったって知ってる?ジャパン、トモダチ!」。台湾フジロッカーは日本と台湾の歴史をいろいろ教えてくれました。
右奥のキャンプサイトからここまで荷物を運び出してヘトヘトな女子ふたり。「荷物を片付けて、悔いのないよう全力で遊びます!」。
あれ、サンタマリア&ハーリン、また会った!「この日のために髪染めたのに、洗ったら色変わっちゃいましたよ!」(サンタマリア)。
MAN WITH A MISSIONライブ中に肩車。未来のフジロッカーはすくすく育っています。
おお、小さな双子フジロッカーも発見!牛膓(ごちょう)珠々ちゃんと理々ちゃん、8ヶ月です。性格はすでに全然違うそう。
4年間取材したなかで、来場者数が一番多かった今年。移動がライブ終わりにぶつかると、すし詰め状態に。
思いっきりすし詰めの中に入ってしまいました。う、動けません。牛歩でどうにか目的地へ。
フジロックで最も空に近いステージ「DAY DREAMING」へと向かうゴンドラを遠目に眺め……
喧騒を抜けると、読書中の素敵親子を発見。父の池田聡さんは「五分後の世界」を、娘の遥ちゃんは「ハリー・ポッター」を熟読。
新潟市から来た悠生ちゃん(14歳)&遼くん(12歳)姉弟は、念願叶ってのフジロック参戦。「すごい楽しい!」と目を輝かせて。
フジロックのオフィシャル・フォトグラファーのアシスタントであるまりこさんを仕事中にキャッチ。背中には仕事道具がぎっしりと。
そして本番2日目、夜から朝へ。ゲート外の24時間営業のエリアにはテントに帰る人と飲み続ける人、いま来た人が混ざり合って。
朝5時すぎ、「GREEN STAGE」ではスタッフさんが人出しを。話しかけたら急に大学生の顔になりました。「いや~、寝たいっす!」。
人出しが終わると、早くも熱狂的ファンが入場ゲート前に待機。ゲートオープンにはまだあと4時間近く(!)あります。
フジロック最終日。来る人がいれば、もちろん帰る人もいます。たくさんの荷物を抱え、バスに急ぐファミリーの姿が。
ハアハアと息を切らすお父さんを、お兄ちゃんがお手伝い。このあと、お兄ちゃんはお母さんのベビーカーも手伝っていました。
無事にバスに間に合いました!子供3人と初のフジロックだった佐々木さん一家です。お兄ちゃん、よく頑張ったね!
いや~しかし最終日、暑い!!会場内の川には涼を求めて人がわんさかと。ガンジス川化(?)しております。
2番目に大きい「WHITE STAGE」に注いだ、恵みのシャワー。子供も大人も狂喜乱舞。濡れた服や地面がみるみる乾いていきます。
BABYMETALファンの女の子、ライブ前にはしゃぎまくり!写真から声が聞こえてきそうです。
旦那さんが場所を確保し、奥さんを座らせたあと、長蛇のフードの列に並び、30分後にはご飯を楽しそうに分けあって。
恋人同士みたいな空気をまとう大北さん夫妻は、バイクのふたり乗りで来場したそうです。想像するだけで素敵!
すし詰めの極致。この人混みはBABYMETALライブ直前の「WHITE STAGE」の光景です。とても中には入れません!
そしてあっという間に最終日の夜。本当に4日間が早い(涙)。いや、でもまだまだ楽しみますよ。むしろラストスパートです!
ここまでくると、きっと疲れてない人なんていない。フジロックを最後まで遊びつくすぞという気合いでダンス。
終わりの始まり、7月25日月曜日の朝焼け。美しさと切なさで涙が出てきそう。
すっかり明けてしまいました。でも、まだフジロッカーは終わらない。ギリのギリまで楽しみます。
おセンチな気持ちを吹き飛ばすかのごとく、来年の日程が早くも発表。最後の最後にうれしいサプライズ。バイバイ、また来年!