絶景キャンプ場7選


瀬戸内といえば、アートの島でもあります。編集部が旅したのは春(5月21日〜24日)でしたが、これからの季節も「瀬戸内国際芸術祭2025」が開催中なので、秋のCAMP&ARTの旅もいいかもですね。
さて、そんな編集部が結成した「キャンプ部」の春。
まずは、愛媛県の生名島(いきなじま)へ。武田 充夫氏のアート作品「みんなのクジラ」が出迎えてくれるキャンプ場を、到着&設営時→夕方→宵の口と〝3連発の絶景〟で紹介します。



やばいですよね? 絶景キャンプ場のトップバッターを飾ってくれたのが「サウンド波間田キャンプ場」。
広々とした「フリーサイト」と4区画の「オートサイト」が選べます。
テントは「Tradcanvas
Tepee 2ルーム 300-BB」と「Tradcanvas
ツーリングドゥーブル・SOLO-BA」をチョイスしてみました。

キャンプ部の数少ないルールが、地産地消。同キャンプ場までの旅の途中で食材をGETしてきたのでした。広島県三原市「おはぎのこだま」の巨大タコ足天ぷら、バカうま。

海外からの利用客も多い「サウンド波間田キャンプ場」。オーストラリアの高校生が毎年訪れているそうです。キャンプ部滞在中も、外国の方がマイペースで〝チルCAMP〟中でした。

次なる絶景キャンプ場へは、船で移動。広島県尾道港からフェリーで約50分、目指したのは、広島県の百島(ももしま)です。

この建物、なんだかわかります? めっちゃ味がありますが、かつて百島にあった映画館なんです! この元映画館でもアート作品の展示が楽しめるのですが、その様子は後半の「チャリとか船とかの旅」にて紹介します。ちなみに、この島での移動はチャリ=電動アシスト付自転車でした。

島の探検に夢中になっているうちに、すっかり夕方に。この島でキャンプ部が訪れたかったキャンプ場は「Island Camp 百島」。最寄りの 港(広島県・堂石港)からなら 約15分です 。
公式HPに綴られた「島にはスーパーもコンビニもなく、あるのは贅沢すぎる自然だけ」の一文をリアルに感じられた夕景は、特別ななにかがあるわけじゃないけど、なんだかとってもいい時間でした。

夜のたき火は、「ファイヤークックピット」にて。

この夜は我々を含めて3組のキャンパーが。写真・一番手前のサイトに我々のテントが張られたのですが、「オートキャンプ」サイトは100㎡超のゆったり感。ウッドデッキの上での「グランピング」も楽しめます。
翌朝は雨。残念ながら、いわゆる絶景写真は撮れませんでしたが、お天気がよければ、間違いなく〝絶の景〟が楽しめるキャンプ場です。というか、百島そのものが絶景なのですから。

夏! 7月12日から16日まで、キャンプ部・夏編の〝合宿〟は続きます。

いやぁ、合宿という言葉が似合う夏でした。訪れた香川県の荘内半島は、とにかく暑い! テントを建てながら流れる汗がとまりません。
でもですね、「荘内半島オートキャンプ場
浦島」、絶景でした。こんな景色を眺められるのなら、流した汗も報われるってもんです。
せっかくなので、テント&タープは春編とは違うものをチョイスしてみました。「neos PANEL
スクリーンドゥーブル L-BD」と「neos エーコン リビングドーム
M-BE」。タープは「neos エアベント
ヘキサタープ-BE」。


流した汗が、さらに報われちゃったのが、夜。月の光が海を渡って我々のテントサイトへ。スウェーデンの言葉では「mån(月)」と「gata(道)」を組み合わせた「マンガタ」と言うそう。まさに、月へと続くような道でした。

こちらは朝! 夜の月とはまた違う美しさ。「光の道」「サンロード」「光の橋」などの呼び名があります。
以上、日中、夜、朝と絶景3種盛りな「荘内半島オートキャンプ場
浦島」でした。

キャンプ部・夏編の移動手段はレンタカー(ハイエース)でした。なるべくいろんなキャンプ場を巡りたかったのと、なるべくいろんなテントを試したかったからなのですが、ぶらりと散歩的にドライブできるのも、ハイエース旅の魅力!

とはいえ、繁忙期ですから。夏編では事前予約を常としていたのです。なのに。岡山県の頭島(かしらじま)への散歩旅の帰路の鹿久居島(かくいじま)で、出会ってしまったのがこのキャンプ場。
「カクカクシカジカキャンプ場」。
詳細はInstagram「kakushika_camp」を。
キャンプサイトの目の前の海は潮の満ち引きで表情を変えるのだそう。
「Tradcanvas
ポータブルアッセムチェア」でチェアリングをEnjoy。次回は絶対泊まりたいキャンプ場です。

事前予約なしのアドリブで撮影をお願いしたのにもかかわらず、オーナーの山本志穂さんが快諾してくれたのでした。〝絶景〟キャンプ場だけでなく、山本さんのトークもまた〝絶品〟!

続いて、岡山県瀬戸内市へ。

「瀬戸内海の森キャンプ場」です。
キャンプ部は「海がわサイト」へ。正面に目えるのは、小豆島です。夕陽も朝日も絶景ですが、さらに気に入ったのが波の音。海からは浮かぶような位置関係にあるので、波の音が静かで心地よし、でした。
テントは「プレミアム
リバイバルキャビンテント L-BB」と「neos エーコン リビングドーム
M-BE」を組み合わせてみました。

キャンプ部にはとっても優秀なコック長がおりまして。しかも、自分で作った美味なる「麻婆茄子」をかくもバッチリな写真に収めてしまうんです。なぜなら、コック長=カメラマン関暁氏だから。

こちらは、朝食。母の日とか父の日のように、「関の日」とかないのかな。「ホテルの朝食か!」と心のなかでツッコミつつ、今日が「関の日」だったら、花束を贈りたいほどに感謝っす。

兵庫県の淡路島へ。「絶景キャンプ場7選」の7つ目はこのあと紹介するのですが、淡路島へもアドリブの旅でした。ここを訪れる2日前に気づいてしまったのです。
「淡路島でキャンプすることで、今回の特集がぐるりと瀬戸内を一周できるぞ!」と。
ただですね、淡路島ならどこでもよかったわけではなく、あるキャンプ場がマストでした。理由は、月刊ロゴス前プロデューサー・寺Pのお気に入りで結婚の前撮りでも撮影地に選んだところだったから。

「FBI
AWAJI」。海を見渡せる絶景&プライベート感が確保されたサイトに、「neos エアベント
ヘキサタープ-BE」を張ってデイキャンプを。
オウムのような言葉で恐縮ですが、次回は絶対泊まりたいキャンプ場です。
事前予約なしのアドリブで撮影をお願いしたのに快諾のほど、ありがとうございました。

瀬戸内が地元という人がうらやましくて仕方がなかった今回の旅。次は絶対泊まりたいキャンプ場がふたつもありますが、次回のキャンプ部は秋がいいなぁ。春や夏とはまた違う魅力がある予感しかありません。
と、その前に。
絶景キャンプ場その7をご紹介しなくては。

月刊ロゴス・キャンプ部、やっちゃいました。なんと! 無人島キャンプです。

専任スタッフの方に船で無人島に連れてきてもらう、1日1組限定プランです。さてさて、どんなキャンプ旅だったのか? 後編の「チャリとか船とかの旅」へ続きます!