おしゃべりLOGOS

Enjoy Outing !

「富士山、すごいですね！」と感動した関西在勤のマシュPの朝食は、マシュマロではなく、ソーセージをさしてみました。さらには、ホットサンドを食べて、２日目もレッツ・リポートです。

ひなのちゃん＆パパ＆ママは、PERONIプレゼンツの「プレミアムエリア」でグランピング無料体験中。PERONIは、絶妙なバランスの苦みと柑橘系の香りで人気のイタリアンビールです。「neos スペースベース・デカゴン-BB」大活躍中。

ひなのちゃんたちともマシュマロ・トークの約束をしたのですが、再会できず。残念でしたが、ひなのちゃんの笑顔とキックが素敵でした（笑）。

再会といえば、昨日から「MOONSHINE STAGE」のこちらのショップが気になっていたのです。なぜかというと「ソーラーブロック Qセットタープ・ポータブル-BA」を使ってくれていたから。

２日目、やっぱり気になって訪ねてみると……。

なんと！　元・LOGOS広報の根岸さんと再会できたのでした。現在は、「株式会社スタジオ・ワットCHAORAS（チャオラス）」の広報担当で、いまでもロゴサーでいてくれたのでした。写真のスポーツてぬぐいは、竹レーヨンと綿でできたアウトドアにおすすめのアイテムだそうです。根岸さんは「いまの私の夢は、LOGOSさんとコラボをすることです！」と抜群の笑顔で教えてくれたのでした。

いやぁ、偶然の再会ってうれしいものですね。昨日のロゴサー２家族の再会の話を思い出しました。なんというのか、若い人の使う言葉でいうと『朝霧JAM』の〝バイブス〟がいいから、よき出会いや再会があるのかもしれません。

ドッグランが隣接する「CARNIVAL STAR」では、菅原さんファミリーの笑顔が咲いておりました。

海李くん（６歳）は生後８か月でキャンプデビューしたそうです。残念ながら火の使えない場所だったので、マシュマロだけプレゼント。

お！　出会いと再会と出会いを繰り返しているうちに、我らがマシュP、マシュマロ・トークの対談相手を発見したようです。

って、本人かーい！

「いえいえ、昨日からずっとお話ししたい方がいて、ずっとタイミングをはかっていたんです。いまからなら大丈夫みたいです」（マシュP）

というわけで、マシュマロ・トークその６のお相手が、HOLHYさん。国内はもちろん海外でも活躍するアーティストです。ライブペイントで描かれていままさに生まれ落ちようとする絵が、マシュPは初日からずっと気になっていたのでした。

マシュマロ・トーク、はじまりです。

マシュP「いままでの人生で『マシュマロを焼きながらお話しませんか？』とお願いされたことはありますか？」

HOLHYさん「ない、ない、ないです（笑）」

マシュP「ですよね（笑）。私がいろんな方とお話したくて実現した企画なんですけど、そもそもなぜ、絵の仕事をしようと思ったのですか？」

HOLHYさん「ちっちゃい頃から絵を描いていて、絵しか得意なものがなかったんですよね。でも、仕事にする気はなくて、ふつうにサラリーマンをしていた時期もあったんですよ。そんな感じだったのに、Tシャツに絵を描いてほしいとか、壁に絵を描いてほしいとか依頼してくれる方たちがいてくれて。副業で絵を描いていたんですけど、ある時期からサラリーマンの収入よりも増えてきて……という感じです」

マシュP「絵っていろいろあるじゃないですか。風景とかキャラクターとかでいうと、得意なものはなんですか？」

HOLHYさん「ストリートアートです。海外の美術作家になりたくて、カナダのバンクーバーやトロントに３年ぐらい住んでいたこともあります。トロントだったらニューヨークもすぐ行けたりするので。その後、コロナ禍で帰国したんですけど、日本に帰ったらありがたいことに、すごく仕事の依頼をいただけて、職業として絵を描くことを選んでもいいのかなって」

マシュP「HOLHYさんのこれまでの人生でいちばんの分岐点だったところはどこですか？」

HOLHYさん「いろいろあるから難しいですけど……20歳のときかもしれないです」

マシュP「なにがあったんですか？」

HOLHYさん「さっき、サラリーマン時代の話をちょっとしたんですけど、実はその前に、自分でカフェを起業したことがあったんですよ。めっちゃ借金して始めたカフェだったんですけど、１年間で１日しか黒字が出なくて。その黒字の1日というのが、暇すぎて絵を描いたTシャツがあったんですけど、ある女性客の方が『どうしてもほしい』と言ってくださって8000円で買ってくれたんですよ。で、その売り上げのおかげで10円だけ黒字が出て。その10円でうまい棒を買って、スタッフみんなでわけて食べたんですよね」

マシュP「うわぁ、めちゃめちゃ素敵なお話です！」

HOLHYさん「その時、10円稼ぐのってすっごい大変なんだなって痛感したんです。それと同時に、10円でもものすごくうれしいんだなって。Tシャツを買ってくださった方にはいまでも感謝しています。サラリーマンだった頃も〝いつか自営業で勝負したい！〟と思えたのは、その10円の黒字のおかげですから」

マシュP「貴重なお話をありがとうございました。最後にどうしてもお聞きしたいことがあるんです」

HOLHYさん「なんでも聞いてください」

マシュP「HOLHYさんってあだ名ですか？」

HOLHYさん「あだ名です。めちゃめちゃ恥ずかしいんだけど、苗字が堀だからです。海外では『ホーリー』って呼ばれてそれで……。たぶん、日本全国の堀さんのあだ名第１位は〝ホーリー〟じゃないですかね（笑）」

以上、ふたつの意味で感動のマシュマロ・トークでした。ひとつはHOLHYさんの飾らぬ人柄とこれまでの人生に。もうひとつは、マシュPのトーク力のびっくりするぐらいの進歩っぷりに。初日の杉山シスターズとのトークでは「申しあげるです」って日本語がバグってたのに……。感動です。

トークはうまくなったのに、マシュマロを焼くのはいまいち進歩しないマシュP。がっつり、焦げてます（笑）。

そして、『朝霧JAM』は続きます。デビルマンも手前の女性も心底楽しそう。「CARNIVAL STAR」にて。

「RAINBOW STAGE」での〝特等席〟のキッズ。

特等席といえば、２日目もLOGOSのチェアを使ってくれていたロゴサー多数。同じく「RAINBOW STAGE」より。

こちらは、「CAMP SITE B」近くのLOGOS出展ブースより。お母さんふたりは、ボランティアでトイレ掃除に出かけており、お父さんふたりが子供たちに読み聞かせをしていたのですが……。

３冊同時リリースされた「ロゴスのえほん」シリーズのうち、こはるちゃんは「水くん」が好き！

ほのちゃんは「木くん」が好き！　

お父さんは、「若い時は好きなアーティストを全部聞きに行って、お酒も好きなだけ飲んで。でも、いまは子供のことが一番ですね。で、それはそれで、すごく楽しいです」とやさしい声で教えてくれました。若い時と子供ができた時、２回違う楽しみ方ができるのもフェスのおもしろさかもしれません。

夕刻。「MOONSHINE STAGE」の印象的な陽の光。２日間とも、天候に恵まれて、まさに「It’s a beautiful day」でした。

宵の口。個人的にはヒップホップ好きなもので、２日目の「RAINBOW STAGE」は、STUTS（BAND SET）の豪華なゲストたちのラップに心躍り、ヒップホップではないけれど森山直太朗の歌声に心掴まれました。

そして、２日目の夜も更けて。 LOGOS出展ブース前のたき火でマシュマロを焼くマシュP。なんだかアンニュイな表情ですが、マシュマロ・トークその７の相手は見つからなかったのでしょうか。

……と、思いきや、マシュマロが２つ！
……ということは？

月刊ロゴスでは「17歳のフジロック。」などに登場してくれた、なみこちゃんが大学生となり、今回はアルバイトとしてお手伝いにきてくれました。

マシュマロ・トークのラスト、いってみましょう！

ラストということで、ふたりで「スモア」を。

なみこちゃんより、ちょっぴりお姉さんのマシュPが、事前に調べてきていたとびっきりのウンチクを披露します。

マシュP「なんでこれ、スモアって言うか知ってる？　あまりにもおいしくて『もっとちょうだい！（some more）』と言ってしまうことから『s’more（スモア）』と名付けられたんだって」

なみこちゃん「（クールに）知ってます。高校３年生の時になんかの授業で習いました」

マシュP「おい！　私は１週間前に調べて知ったのに……」

２人「（爆笑）」

最後は爆笑で幕を閉じたマシュマロ・トーク。帰り道にのぞいてみるとHOLHYさんの作品も完成していました。

すべて終えたマシュPの感想です。
「小学生の低学年の頃に、はじめてのキャンプで焼きマシュマロを経験しました。家族キャンプでした。その時からずっと、キャンプのマシュマロ＝楽しいという印象なんですけど、今回は、楽しいよりも緊張から始まりました。月刊ロゴスではじめて自分が考えた企画だったんですけど、企画として成立するのか、会話は続くのか……と不安でいっぱいで。でも、マシュマロ効果なのか、『朝霧JAM』効果なのか、のんびりと日常生活の会話とはまた違うことが話せて、とにかく楽しかったです。ただですね、すっごく意外だったのは、マシュマロが苦手な人も一定数いるということ。最後にトークしたなみこちゃんもマシュマロが苦手だったんですよ。私はマシュマロが大好きなので意外でした。がんばれ、マシュマロ！　もっとマシュマロが好きな人が増えますように！……と願わずにいられません」