増刊号 2021 THE LOGOS SHOW “おそロゴス”がご案内!

VOL.116.5

増刊号 2021 THE LOGOS SHOW “おそロゴス”がご案内!

恒例のLOGOS最大の展示会「THE LOGOS SHOW」は今年も無事に開催することができました! しかし感染症拡大防止のため宣伝部長をお招きすることができず。…無念です! そこで今年はLOGOS公式YouTubeチャンネルで活躍する「おそロゴス」のおふたりが案内してくれることに! キュートでお茶目なアイテム紹介をご覧ください!

撮影/川島小鳥  取材・文/竹内順平(BambooCut)、唐澤和也(Punch Line Production)

01Let's GO!

LOGOSはギリシャ
「Tradcanvas ゆら
「おそロゴス」はどっちゃん(右)&きゃなこ(左)のLOGOS社員2人組です。YouTubeで月に3回、アイテムを使ってみる動画など、様々なコンテンツを配信しています。そんなふたりと「2021 THE LOGOS SHOW」をまわっていきまSHOW!(なんつって!)

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02

―まずは、このことから聞かせてください。新型コロナウイルス感染症の影響があったのにもかかわらず、なぜ、今回の展示会「2021 THE LOGOS SHOW」を開催されたのでしょう? もし、開催しなかったとしても誰からもなにも文句は言われなかったはずです



柴田社長 むしろ、やらないほうがふつうですからね。ただ、展示会はLOGOSの発信の原点ですから。たとえ来場者がゼロであっても開催すると決めていました。もちろん、世の中の流れを無視するわけにはいかないので、プロ野球とJリーグの判断に注目していたのですが、8月1日の時点で有観客試合を開催していたのならLOGOSの展示会もGOだと。そして8月1日、その2大スポーツが観客を入れて興行しているのを確認できたのでLOGOSの展示会もやると最終決定をして。やるからには、消毒や検温はもちろん、従来とは異なる完全事前予約制で密を避けるなどの安全対策を徹底することを心がけました。それでも、お客さんのなかには人の集まりを避けて参加を見送る方もいるだろう。だからこそ「来場者がゼロであっても開催する」と肚(はら)をくくらないと、「やっぱり来場予定者が少ないから開催はやめよう」となるのが嫌だったんです。結果、ゼロでなくて本当にありがたかったです。そうそう、ありがたいと言えば自粛期間中のユーザーの方にも励まされました。ゴールデンウィークの頃に、インターネットでのLOGOSの売り上げが昨対比で6倍を記録したんです。さらに、自粛があけると直営店にも多くの方が来店してくださって……。この月刊LOGOSのインタビューでは“我々はアウトドアアイテムを作るプロフェッショナルだが、アウトドアを楽しむプロフェッショナルはユーザーである”という趣旨のことをお話ししてきたと思うのですが、アウトドアを楽しむプロフェッショナルが自粛期間中やその後にLOGOSアイテムを選んでくださったのは、励みになりましたし本当にありがたかったです。


―そんなユーザーの方との共同作業でもあった「家族でリスペクトを届けよう!」キャンペーンも注目を集めました。使い勝手がよく、安全性にすぐれたディスポガウンを開発し、製造した6万着の内5万着を医療・救急従事者に無償提供。さらに、残る1万着には、直営店を訪れた人々の手書き応援メッセージ付きで無償提供というキャンペーンでした。


柴田社長 はじまりは物資提供で協力できないかとの思いでした。全国ニュースにもなったけれど、大阪の医療や救急の現場でガウンが不足して雨ガッパを大阪市民に募ったでしょ? LOGOSは大阪市と防災協定を結んでいますし、なにより地元の医療現場がピンチなのですから、なんとか協力したかった。それで、現在は生産していないのですが3年ほど前までリリースしていた使い捨ての簡易ポンチョを医療現場でも使用しやすいように改良してサンプルを製作してもらったら「いける!」という出来ばえだったんです。ところが、そうこうしているうちに医療現場で働いている親御さんの子供が言われなき差別を受けるような状況になってしまった。これは、物資の援助だけではダメだ、マインドの社会貢献もしなくてはと考えたんです。後者の思いが直営店を通じて展開した「家族でリスペクトを届けよう!」キャンペーンでした。子供のね、拙いけれど一生懸命書いたであろう「ありがとう」の文字が添えられていることで、医療・救急従事者の方もガウンをまとう時になにかを感じてくれるんでしょう。ガウンを使っていただいた方からそんなメッセージのことを踏まえての感謝状やお礼のお手紙をいただくんですけど、本当にやってよかったキャンペーンでした。


―今年の展示会のテーマは「New Normal , New LOGOS」でした。“ベランピング”などNewなアウトドアの楽しみ方も登場していますが、2015年の段階で「おうちでアウトドア」というコンセプトを提案していたLOGOSだからこその2021年の新展開が気になります。



柴田社長 「New Normal , New LOGOS」といっても、「玄関から1歩でも外に出たらアウトドア」というLOGOSのイズムは変わりません。ただ、玄関のドアではないのですが、自粛生活以降、ベランダの窓が開いて光と風が部屋の中にも届くようになった印象があるんですよ。そういった光と風の気持ちよさは、「おうちでアウトドア」として体感してもらえたらと思います。もちろん、従来の意味でのアウトドア、LOGOSのキーワードで言うところの「Enjoy Outing!」な自然の中では、より開放的に光と風の気持ちよさを感じてもらいつつ、紫外線をブロックしたり、最大温度差で15度も快適にする「トラッドソーラー」という新製品シリーズが自信作です。そういう意味では、「おうちでアウトドア」と「Enjoy Outing!」の両方で活躍できる「ポータブル LOGOSシネマスクリーン」というアイテムが、実は僕のイチ推しかもしれない。自然の中のアウトドアではテント内部で大型スクリーンによる映像が楽しめて、おうちでも使用できますから。展開案としては、仕事でも活用できて会議時のプロジェクター用スクリーンとしても簡単にセッティングできます。実は、細かい仕様を開発担当者とふたりでこだわりまくってしまって、最終サンプルが届いたのは展示会開催日の前日だったのですが(笑)。



―今回の展示会には、昨年までは全国から集まってくれたロゴサー(ロゴスアイテム愛用者)である宣伝部長を招待することが難しい状況でした。今回は参加できなかった宣伝部長という名のロゴサーのために、最後にひとことお願いいたします。



柴田社長 最近、新聞社などから取材してもらう機会が増えていてありがたいのですが、実はそういう質問が一番難しいです(笑)。でも、まずは、最初にお伝えした通りに感謝ですよね。自粛期間中やそれ以後もLOGOSのアイテムを選んでくれた方には改めてお礼を申しあげます。そしてこれは、取材の機会が増えたからこそ気づけたのですが、LOGOS=初心者にやさしいと言われることが多いんですね。そのこと自体はその通りですし、決して間違ってはいない。でも、ロゴサーの皆様が読んでくれている月刊LOGOSだからこそ自分の語感にこだわらせてもらうと、実は、僕が社長になって以来、LOGOS=初心者にやさしいブランドだとは一度も思ったことがないんです。一貫して昔から想定しているのは、女性にも子供にもやさしいブランドを目指すということ。一般論としてですが、女性は男性よりも力がない。子供は大人よりも知識がない。力がない人でも知識がない人でも組み立てられるアウトドアアイテムを作りたい、それがLOGOSの願いだったんです。あくまでも僕の語感としてはですが、初心者用=値段は安いが細部のモノ作りにこだわっていないような印象があって。先ほどの「ポータブル LOGOSシネマスクリーン」にしても、サンプルが展示会の前日着になるほどこだわらずに、白い布にちゃちゃっとフック的なモノをつけておけば、“初心者用”アイテムは簡単に作れたと思うんです。でも、そうじゃないと。力がない人でも知識がない人でも組み立てられるアウトドアアイテムを目指すということ。その思いは、LOGOSが家族を大切にしていることにも通じますし、「New Normal , New LOGOS」な時代であっても、変わらず大切にしていきたいこだわりかもしれません。


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