home > 月刊LOGOS > vol.92 TAMORI CUP 横浜2018
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祝10周年! 「海を愛するタモリの日本一楽しいヨットレース」でおなじみのタモリカップ@横浜に、メモリアルイヤーの今年も月刊LOGOS編集部はおじゃますることができました。本誌読者ならばご存知でしょう。海を愛するだけでなく、BBQを愛することでも日本一と言っていいこの大会。海へ! 肉へ! そしてタモリさんのインタビューへ! ……と、アクティブに動きまわった夏の終わりの思い出を、どうぞ。
撮影/前 康輔 取材・文/竹内順平(BambooCut)、唐澤和也

直前まで心配された雨模様の空が、泣きだすことはありませんでした。むしろ、昨年よりも風の状況はバッチリだった2018年の横浜大会。スリリングな熱戦が繰り広げられたレースの模様から、ごらんください!

実は、編集部が集合した8時頃からしばらくは、ポツポツと小雨も落ちていたというのに……。少年が輝いて見える天候に。

さーて、というわけで。タモリカップのはじまりはじまり。そのオープニングと言えば、なんといっても海上パレード。

みなさん、本当に楽しそう。ムーチョな仮装がばっちりな「Blue Moon」のみなさまは地元横浜のクルー。3回目の出場!

個人的には、足元の色がバラバラなのが逆に爆笑でした。「SHEIKHA」のみなさま。アラビア語でお姫様の意味だそうです。

そうなんです。今回でタモリカップは記念すべき10回目を迎えました。横浜では6回目の開催でした!

海上パレードを海上で見守るタモリさん。ひと組ひと組に「がんばってください!」と声がけを欠かしません。

衣装もですが、「コント」と烏天狗の前についているのが気になります。実はタモリさんの小学校時代に披露した演目に由来ありとか。

いいですね〜、宴会ならぬ宴海船。海の男はお酒も大好物なご様子。浦安マリーナから参戦の「PANDORA4」のみなさま。

参加者が国際色豊かなのは、タモリカップの魅力か、はたまた横浜という町の引力か? 「NEVER LAND」のみなさま。

国際色豊かと言えば……今年はサッカーW杯の年! ちなみに、本物のトロフィーって昔は日本列島が大陸とつながっていたそうです。

わざわざのカメラ目線、ありがとうございます! 月刊LOGOS賞があればさしあげたかった「MARIZURU」のみなさま。

ヨットの向こうに浮かぶ遠景に横浜を感じさせる1枚。「San Marutan」の艇長さんは、神奈川大学ヨット部のOB。

さてさて、いよいよレース開始です。大会パンフレットでタモリさんは海上パレードについてこんな総括を添えていて……。

「いい歳こいてナニやってんだと。そこに価値を見出せない人間は不幸だ。いい歳こいてるからできるのだ」。うーん、名言!

なーんて感心している間に、レースは俄然もりあがりはじめました! なぜに動力なしでこれほどのスピードが出るんでしょ?

いまだにその仕組みがわからない編集部ですが、タモリカップのヨットレースがおもしろい! ……ということだけはわかります。

そして、大熱戦のレースは続きます。その頃いっぽう、「海上」ではなく日本一のBBQ大会の「会場」のほうはと言いますと……。

BBQの準備です! 正午をすぎると、陸のほうも賑やかな雰囲気が漂いはじめます。さぁ、LOGOSチームも張り切っていきますよ〜!

タモリカップに欠かせない「エコセラ・テーブルチューブラルS」! みなさんにけっこう気に入ってもらえています。今年は420個をご用意!

レースを終えた選手たちが戻ってきました。「Milky Way V」のみなさん。レースはどうでしたか? との質問に、間髪入れず「最高!」

なんて気持ち良さそうなんだ。いや、そんなことより、カッコいい。男の憧れじゃないか。いや、そんなことより、よくギター落とさないな。 

なにやらあの人たちはBBQに関係なさそうだけど、なにしてるんでしょうか? あ、まさか! 世界中が驚いた、日本人の清掃活動かな? 

糸を海に垂らして…。この光景、去年も見ました! 横浜ベイサイドマリーナの名物遊びと言えるではないでしょうか? そうです。正解は…

カニ! 美羽華ちゃんはよくお父さんとカニ釣りにくるそうです。もちろんカニさんはたくさん遊んだら海にリリースしてあげます。

タモリさんが会場の様子を見にきてくれました。LOGOSスタッフと一緒にパシャり! LOGOSの「Lポーズ」ありがとうございます!

沼津の江の浦を盛り上げようと始めたタモリカップも10年目。記念すべき大会なのです。2018年もかけがえのない1日をEnjoy!

海の男たちと女たちが、「肉の人たち」へと変わる夜。2018年の夏の終わりは残暑といえども肉は断じて残さない。誰もが雨の心配よりも、肉がなくなる心配をしていました。肉と酒と音楽と。日本最大級のアツいBBQの様子をCheck!

17時。開場時間が近づいてきました。あれ? 今日は年に一度の特売セールでしたっけ? そう勘違いするほど、待ちきれない人の行列が! 

行列の先頭は「VikkeU」のみなさん。3時間前から並んでいるとのこと。「ヨットレースで1番は無理だったので、BBQは1番を!」

「横浜は好きですか?」の質問に誰もが「好き」と答えてくれました。会場のスタンバイはバッチリ。あとは楽しい時を待つだけです!

「月に代わってお仕置きよ!」と言わんばかりに、LOGOSスタッフが各テーブルの「エコココロゴス」にひとつずつ点火をしていきます! 

さぁ、黄金に輝くトロフィーもステージの上に並びました。18時。一瞬の静けさを感じながら、いよいよ日本一楽しいBBQのスタートです!

早い! もう焼きはじめてる。ビールの持ち方が大ベテランっすね。 「ARCADIA」のみなさん、お疲れ様でしたー!

よだれが止まらない。お肉はこちらもタモリカップの名物「米久」さんのもの。激ウマなタモリさんの秘伝のBBQソースで召し上がれ!

ロゴサーを発見!  あのひときわ目立っていたトロフィーの方です(笑)。「ハイパー氷点下クーラー」の中身は、ONLY BEER!

森田水軍カレーに大行列! そりゃそうです。おいしいですから! トロっとした濃厚なルーには、隠し味でタモリさんのBBQソースが!

4年前に優勝実績のある「Laetitia Deux」。今年は優勝の手応えありということですが、結果発表の前に腹ごしらえ! さて、結果やいかに?

徐々にテーブルが散らかって…。いえ、賑やかになってきました! この会場ではふたつの表情が見られます。笑顔と、肉に夢中な真顔です!

タモリカップには美女がたくさん。注目したのは「赤いヒール」。なぜなら直前にタモリさんが語ってたのです! そのインタビューは後ほど。

みんないい顔してますねー! 楽しさが滲み出ています。まだ開始から30分もたっていませんから、はたして最後まで体力はもつのか!?

勘弁してあげて! お母さんの顔が大変なことになってるよ〜! 今年はとくに子供の姿を見る機会が多く賑やかです!

海に停泊する船やヨットを眺める未来のレーサーたち。まさかロマンチックな会話でもしてるのかな? お兄さんはとてもうらやましいです。

あっという間に時はすぎ、イベント開始から10時間以上がたちました。それでも熱気は冷めず。この人達の辞書に「疲れ」はないようです。

MCの内田恭子さんがステージに登場です。う〜ん、お美しい! 「ヨットが好き。でも、ヨットマンはもっと大好き!」ですって!

タモリさんも登場し、みんなで乾杯! 「編集長、ぼくも乾杯していいですよね!」と、心の中でしか叫べませんでした。あぁ、飲みたい!

昨年は風が吹かず、完走できないヨットが多数でした。今年はいい風が吹いたそうです。ヨットを走らせるのに電気も使えませんからね。

マリンセーラーズのライブ! 美しくてスレンダーな彼女たちからは信じられないほど迫力あるパフォーマンスで会場を沸かせてくれました!

こちら海のガソリンスタンドの給油スタッフです。大きい船は6000ℓものガソリンが必要なんだとか。こういうお仕事もあるんですね。

いよいよ優勝発表。なんと、さきほどわくわくしていた「Laetitia Deux」が総合優勝に輝きました! 王者奪還。おめでとうございまーす!

人生で一度は経験したいシャンパンファイト! ぼくもあの中に混ざってみたいと思っちゃうほど、全員仲良しな感じがにじみ出てました。

大人になると仲間とわいわいできる機会が減ってくるなか、大人たちが無邪気に楽しくすごしている時間は、何事にも代えがたいですね。

では、ラストのメインイベント! 毎年恒例、日本が誇るキングオブサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のライブです!

この踊らずにはいられない感覚、いちどは体験していただきたいです。ボーカルのNORAさんのエネルギッシュな歌声が会場を魅了します。

まるで外国にいるみたい。正直、「日本人ってこんなに踊ったりするの?」と、驚いちゃうほど、お客さんの楽しみ方がすごいんです!

「ヨットはおじさんばかりで嫌だ」と大会発足当初のタモリさんはそう思っていたそうです。といっても楽しそうなおじさん(笑)。

そんなおじさんばかりだったタモリカップも10回続き、確実に子供の姿が多く見られるようになっていました。海も肉も夢もありますね。

今年も大盛況。本気で大人が楽しむ時間って、最高ですね。「こんな大人たちになりたい!」心からそう思えた1日でした。


タモリさんSpecial Interview!
タモリさんSpecial Interview! 「人間は反省しないことと、向上心を持たないことが一番です(笑)」


 今回のテーマは、横浜ですか? いいですね、横浜は。昨年の月刊LOGOSでは、「好き嫌い」をテーマにお話させてもらったんですけど、それこそ横浜は大好な街です。
 なんで好きなのかなぁ。たぶん、都会だったからです。僕らみたいな九州から出て来た者にとっては、一番の都会は東京だと思っていた。でも、実際に上京して生活してみるとあんまりシャレた所じゃないと気づくわけです。その点、横浜はシャレててね。「あぁ、俺が思い描いていた都会というのは横浜だったんだ」って学生の時にすごく思って。それ以来、横浜が好きになりました。
 横浜=都会というそのポイントは……女性がね、真っ赤なハイヒールを履いていたっていう(笑)。この感じ、わかりますかね? ある年代まではすっごく伝わると思うんですけど、真っ赤なハイヒールは、都会も都会、大都会です。その頃の横浜の酒場には、ジュークボックスが置いてありまして、曲が流れるとみんな踊るんです。で、女の子の足元が赤いハイヒールだったりもして(笑)。ジュークボックスと赤いハイヒールは、都会でした。
『ブラタモリ』に代表されるように、僕は街をぶらぶらと歩くのが好きなんですけど、横浜って、そんなに広くはない。でも、歩く街としてはおもしろいです。なんとなく気に入って入ったレストランでビール飲んで、ごはんを食べて、それだけで気持ちいい。この気持ちよさは、東京では味わえない。横浜は店がいいんです。有名どころでは「スカンディヤ」というレストランは昔から好きで、いまでもたまに行きます。
 坂好きとしての横浜の坂ですか? 坂ばっかりなんですけどね、横浜は。ただ横浜の坂は……。うん。坂に関して言うと、横浜はたいして語ることがないかもしんない(笑)。
 坂で思い出すのは、子供の頃の話。そもそも、僕が街歩きにハマったきっかけって、小学生の頃の家庭訪問の先生を追いかけたことなんです。追いかけたというか、ストーカーです(笑)。あれはなんだったのか、いまだにあの気持ちがよくわからないんだけど、小学2年生ぐらいだったのかなぁ。家庭訪問の先生を追っかけて歩いてみた街が妙におもしろかったんです。でも、「小学2年生にしては遠くまで来たなぁ」と思っていたら、戻ろうにも帰り道がわからなくなってしまいまして。迷子ですね。当時は電話もない時代ですから、すっごい不安で不安で。それでも歩くしかないから進んで行って、ようやく自分ちが見える丘の上の坂に立った時に「助かった」ってすごく思って。あの時の坂からの風景はとても印象に残っているし、それ以来、街歩きが好きになりました。でもまぁ、横浜の坂についてはとくになしということで(笑)。

 おかげさまで、タモリカップは10年目を迎えました。横浜大会だけで数えても6回目の開催です。LOGOSさんには今年もお世話になりましたけど、月刊LOGOSの取材が2011年からはじまっているそうですから、今回で8回目なんですね。月刊LOGOSは、もう少しで連載100回記念号? おめでとうございます。もし、より長く続けるためのアドバイスを贈るとしたら、それはもう、反省しないことに尽きます。“いいとも”なんて、まったく反省しませんでしたから。ただね、いちおう反省しない理由もあるにはあるんですよ。ほかの仕事には当てはまらないのかもしれないですけど、僕がやっているテレビの仕事って「あぁ、あそこでこう言えばよかった。そしたらもっとおもしろくなったのに」と反省したって、そんな場面、二度と訪れやしない。いくら海よりも深く反省しようが同じシチュエーションなんてありゃあしません。だから、反省したってしょうがない。そうなんです。人間は反省しないことと、向上心を持たないことが一番です(笑)。


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