

ファミリーでキャンプに出かける場合、家族みんなで快適に過ごすために広々とした空間が必要だ。必然的に寝室用のテント、リビング用のタープがマストとなり、設営するのは正直、大がかりな作業といえる。
「快適に過ごす」というメリットを失わず、「大変な設営」というデメリットを解消してくれる。そんな“目からウロコ”のお手製大型テント2種がリリースされた。

まずは、「エアマジック PANELドーム L-AH」。シンプルな構造ながら設営がしやすく、室内空間も広くとれることで近年流行の「トンネル型」形状を採用しているモデルだ。専用のポンプで3カ所に空気を入れるだけで極太のフレームが機能するため、ビギナーでも5分程度で設営できる。コチラは寝室とリビングのスペースを考えると、家族4人でちょうどいいサイズ感だ。


雨天時にはクローズ状態でもゆったり過ごせる前室のリビング空間。

前室で閉じた状態。ひさしとなる部分にはクロスフレームを配したPANEL SYSTEMを採用。室内空間の拡張を実現している。

リビング、寝室ともにメッシュを多用しており、空気循環は良好だ。


雨天時でも脱着のしやすい吊り下げ式のインナーテント(寝室)を採用。外すと大人数に対応する広大なリビングとなる。

寝室の入り口中央には小物を収納できるポケットを4つ用意。また、取り外し可能な間仕切りも付いている。

封筒型の大人用寝袋を4つ横並びに配置可能。家族で就寝するのにちょうどいい空間だ。

付属するポンプで3カ所に空気を入れるだけで、3本のメインフレームが完成。力はあまり必要ないから、家族みんなで楽しんで膨らませることができる。また、空気を抜くときはバルブを開けるだけと超手軽。折りたたみ式のフレーム採用モデルよりも省スペースで作業ができるのもメリットだ。

もうひとつは、ホワイトカラーがひときわ目を引くプレミアムな「グランベーシック Tepee 520-AH」。このテントも構造はとてもシンプルだ。ポール1本で立ち上がるモノポールテントながら、前部に1本のコの字フレームを追加することで、広大な前室が用意されている。雨天時にも濡れずに出入りができ、なおかつ独特のスタイリッシュなデザインとなり、機能美を備える仕上がりのテントである。圧巻の広さを持つ室内空間は、大人が8人ゆったり就寝できるほどあり、家族からグループキャンプまで、幅広い過ごし方に対応してくれる。


インナーテントを外した室内空間は大人数に対応するシェルターに。

インナーテントをペグダウンしたら、テントの中に入ってメインポール1本を持ち、天井部を持ち上げて地面に対して垂直にする。これで自立する。

後室側の張り出しが可能だ。


大人用の封筒型寝袋を並べてみると、なんと8つが余裕で入るほどの広さ。家族でゆったり過ごしたい派やグループでワイワイ楽しみたい派に対応する。

広い前室を備え、雨天時でも濡れずに出入りが可能。

立ち上げ式のボトムを採用し、有効スペースを拡張。

テントの室内に敷く、クッション性の高いマットレス。


六角形から長方形になるよう内側に折りこむ。


収納袋のサイズに合わせた横幅にして、クルクル巻いていく。
インナーテントの下に敷く、防水・防汚性の高いシート。


六角形から長方形になるよう内側に折りこむ。


収納袋のサイズに合わせた横幅にして、パタパタと折りたたむ。

テント生地には定期的に防水スプレーを塗布しよう。フッ素配合で防水・撥水性能が長時間持続するロゴスの防水スプレーは、スプレータイプだから作業は楽々だ。

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