笑う旅には福来たる

VOL.120

笑う旅には福来たる

遅ればせながら、あけましておめでとうございます! 昨年はなにかと我慢の年でしたが、2021年こそは、おもいっきりEnjoy Outing! できるように、勝手にみなさんを代表して神頼みをしてまいりました! そして、お正月らしくLOGOS LANDでおせちづくりも。そんな京都旅の様子を、どうぞ!

撮影 / 関暁 取材・文 / 竹内順平(BambooCut)

01七福神を巡ってみた Seven Happy God

約30分で黄檗駅
12時になりまし
バスで約30分。
お正月の神様と言えば、みなさんご存知の、福よ来い来い「七福神」! 今回、京都にある日本最古の「都七福神めぐり」へ行ってきました! せっかくなので一緒にめぐっている気分になっていただけたらと思います。ちなみに、あなたは七福神すべての神様の名前、言えますか???????

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02錦市場で Enjoy Shopping!

京都旅2日目。せっかくのお正月号ですから、LOGOS流のおせちを作っちゃおうと思います! まずは食材の調達。京都といえば「錦市場」。こんなご時世でも、人の温かさと、熱を感じることができました。やっぱり買い物って、楽しい!

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03七つ道具でおせちを作ってみた Seven Lucky Item

さぁ、いよいよおせちづくりです! LOGOSの七福神ならぬ「七つ道具」を持参し、京都にあるLOGOS LANDへ行ってきました! 「BBQとおせち」ってあまり相性よく感じないと思いますが、実際につくってみると、あらビックリ! 予想よりも見事な出来栄えで、ちょっと興奮したのでありました!

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04

伊藤若冲との出会い

今回の企画を考えているとき、実はもうひとつ企画案がありました。それは「伊藤若冲を追いかけて(仮)」という書いて字のごとく、伊藤若冲をおいかけながら旅をしていく内容でした。
 なんでそんな企画を思いついたかというと、僕が大好きな画家のひとりに田中一村という人がいまして、あれはたしか高倉健さんが書かれた「南極ペンギン」という本で知ったのがきっかけでした。どうしてもその絵が見たくなり、奄美大島にある「田中一村記念美術館」を目指して旅をしたほどです。
 ぜひ、みなさんに田中一村を見てもらいたいという想いと、そんな「アートが目的の旅」も紹介していきたいと思ったのです。
 そんなとき、伊藤若冲が錦市場の出身で、錦市場の各店のガレージを閉めると若冲の絵が現れ、まるでナイトミュージアムのようになるという話を耳にして興味津々でした。


しかし、やっぱり今回はお正月らしいものにしようと、会議で決まり、「伊藤若冲を追いかけて」は次の機会へとなりました。

 ここまで書いている僕ですが、「伊藤若冲ブーム」が数年前にあったのは知っていながらも、実際に伊藤若冲の絵を見たことがなく、今回の取材で錦市場の商店街のガレージを見ましたが、それだけでは若冲の魅力のすべては理解できなかったというのが正直なところでした。あたりまえですよね。このとき、未熟な企画を出してしまった恥ずかしさと同時に、若冲をもっと知りたいなと純粋に思いました。




この京都旅の取材の後日、2020年はなかなか深呼吸をさせてもらえない慌ただしい年だったので、温泉にでも行こう!とプライベートで箱根に行きました。そして、バス停から宿に向かって歩いている途中、岡田美術館の前で「没後220年 画遊人・若冲」という企画展のポスターが目に飛び込んできたのです。

 さすがに驚きました。ちょっとだけ「(運命かよ)」なんて思ったりなんかしちゃったりして、急遽予定を変更して鑑賞しました。

 一言、お見事でした。

 僕はそんなに絵に詳しくはありません。そんな技術や背景に関しての知識がまるでない僕でも、若冲の絵の迫力と繊細さ、そしてユーモアに触れて、感性を刺激され、見ることができて本当によかったです。


 さらに、奇跡が起きます。年が明けた2021年1月2日の夜。なんと、NHKで「正月時代劇 ライジング伊藤若冲 ~天才 かく覚醒せり~」というドラマが放送されたのをご存知でしょうか? 

 放送直前に知った僕は「(絶対運命じゃん! 若冲に呼ばれてるんじゃない?)」と、勝手にちょっとどころではない運命を感じてしまったのです。

 そして、のめりこんで番組を見て、もう今一度若冲の絵を見たくなっております。


 前置きが長くなりましたが、結局何が言いたいかというと、「京都旅」は昨年で終わっているのですが、そこで感じたり知ったことが、こうやって他の旅や生活でつながるって、とてもうれしいことだと。これこそ旅の醍醐味だと。次の旅の意欲になるんだと。そんな喜びを身を以て感じたのでありました。

 みなさんもべつにアートでなくとも、一年中、いや、人生そのものが「旅」だと思えるほど、あなたにとって幸せな、刺激的な旅ができる2021年になることを願っております。


 ちなみにこれだけ伊藤若冲をおすすめしていますが、伊藤若冲とおなじく京都出身の円山応挙という画家のかわいい犬が描かれた作品を知ってしまったせいで、僕は今、犬を飼いたくてしかたがない日々を送っています。これもすべては旅のおかげですね。





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